界面活性剤=怖いはもう古い!?洗浄力や肌への刺激について詳しく解説!
こんにちは、のぞみです。
こんにちは、弟のたくみです!このあいだ買った洗剤の成分を見ていたら、界面活性剤がいろいろ入っていて…。正直使うのが怖いなぁって思っちゃったんだよね。
界面活性剤ってたくさんあるし、知らないものも多いわよね。でも界面活性剤イコール怖いもの、とするのは早いかも!今回は界面活性剤についてお話ししていくわね!
界面活性剤のグループ
まず界面活性剤は大きく4つのグループにわけられるの。刺激が強い順にカチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤となるわ。それぞれのグループごとに、刺激の強さや洗浄力、肌への優しさが変わってくるのよ。
カチオン界面活性剤
カチオン界面活性剤は4つのなかで一番洗浄力が高い界面活性剤よ。殺菌力が高いから、除菌のできるハンドソープなんかに使われるわ。菌を破壊するくらいだし、お肌への刺激もそれなりに強くなるわね。
たしかに肌への負担はすごそう…。
それとカチオン界面活性剤がよく使われるのは柔軟剤!お肌が弱い人は柔軟剤を使うのを控えたほうがいいかもね。
アニオン界面活性剤
アニオン界面活性剤は洗浄力が2番目に高いグループ。食器用洗剤や、洗濯洗剤なんかでよく見かけるわ。ちなみに…たくみが好きな石けんも、アニオン界面活性剤の1つなのよ。
そうなの!?石けんは界面活性剤じゃないと思っていたよ。
石けんは油脂とアルカリを合成して作る立派な合成界面活性剤。でもほかの合成界面活性剤とは性質がかなり違うから、成分表示ではわけて表記することになっているわ。
そうなんだ。石けんの汚れ落ちのよさは、アニオン界面活性剤だからと知れば納得だね。
たくみが初めに言っていた、界面活性剤は怖いものというイメージは、昔のアニオン界面活性剤のことかもね。界面活性剤の歴史は奥深いから、じっくり話していくわ♪
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
アニオン界面活性剤の1つにアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムがあるわ。これはABSと呼ばれることもあって、危険性が高すぎるから今では使用禁止になっているの。
これはもう使われてないんだね。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
ABSのかわりに出てきたのが直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム。LASと呼ばれることもあるわ。
LASって見たことあるかも!
家庭用の食器用洗剤ではほとんど使われなくなったけれど、業務用の食器用洗剤だと見かけるかもね。お皿洗いの仕事をしていると手荒れしやすいのは、このためかもしれないわ。
なるほど!でもなんで手荒れするものを使うんだろう…。
LASは汚れ落ちがいいし、値段も手頃なの。洗浄力の高さとコスパのよさは、業務用としてぴったりよね。それとLASは、洗濯洗剤で使われることもあるわ。刺激は強いけれど、汚れ落ちは良いからね。
洗濯洗剤なら皿洗いみたいに直接触れないし、少しくらい刺激が強くても大丈夫かも…?
そういう考え方もアリね。でも洗剤のすすぎ残しがあったら、肌荒れしてしまうかもしれないわ。肌が弱い人は、LASの入っていない洗剤を選んだり、すすぎの回数を多めにしておくと安心ね。
アルキル硫酸エステルナトリウム
LASの代わりに使われるようになったのがアルキル硫酸エステルナトリウム。シャンプーやボディソープといった化粧品だと、ラウリル硫酸ナトリウムと表記されるわ。
名前は違っていても、同じ成分なんだね。
アルキル硫酸エステルナトリウムは、食器用洗剤や洗濯洗剤にも使われることがあるわね。LASの代わりといってもまだまだ刺激は強めだから、肌荒れしやすい人が使うときは気を付けたほうがいいかも。
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
アルキル硫酸エステルナトリウムの代わりに出てきたのがアルキル硫酸エステルナトリウム。シャンプーなどの化粧品だとラウレス硫酸ナトリウムと表記されるわ。
名前が似ていてややこしい…。
アルキル硫酸エステルナトリウムは、アニオン界面活性剤のなかではわりと刺激が弱め。いまの時点ではよく使われている界面活性剤かもしれないわ。
どんどん移り変わっていくんだね。また新しい界面活性剤がでてくるのかな。
そうかもしれないわね。さぁ、界面活性剤の4つのグループの話に戻りましょう!
両性界面活性剤
両性界面活性剤は洗浄力が3番目に高いグループ。とはいってもアニオン界面活性剤とはかなり差があって、ここからは洗浄力よりも安全性を重視しているグループになるわ。よく見かけるのはアルキルべタイン、アミドプロピルベタイン、アルキルアミンオキシドなどかしら。低刺激な洗剤に使われることが多いわ。
へぇ、刺激の弱い界面活性剤もあるんだね!
そうね、でも肌に優しいとそのぶん洗浄力は落ちてしまうわ。どっちを選ぶかは目的次第ね。
ノニオン界面活性剤
最後はノニオン界面活性剤。これは4つのグループのなかで一番安全性が高いものよ。よく見かけるのはポリオキシエチレンアルキルエーテルかしら。
安全性が高いってどれくらい?
赤ちゃんの洗濯洗剤に使われるくらい!あとはおしゃれ着用の洗濯洗剤や、バターやアイスクリームの乳化剤として使われることもあるの。
食べ物にも!?界面活性剤って奥が深いなぁ…。
まとめ
というように界面活性剤にも種類があって、刺激の強さや安全性が違ってくるの。
僕が感じていた界面活性剤イコール怖いものっていうのは、ごく一部の界面活性剤のことだったんだね。
そうね、界面活性剤も日々改良が重ねられていて、昔のものと比べたらだいぶ安全性の高いものになっているわ。それにカチオン界面活性剤やアニオン界面活性剤も、悪いことだけじゃないわ。刺激が強いということは、除菌ができたり汚れをしっかり落とすということ。一番大事なのは、目的に合わせて使い分けていくことよ!
そうだね、もっと界面活性剤のことを勉強してみるよ。
いろいろチェックしてみてね。それでは、ここまで見てくださりありがとうございました。またお会いしましょう~♪