ほぼ放置でOK!過炭酸ナトリウムで風呂釜をキレイにする方法
こんにちは、のぞみです。
今回は過炭酸ナトリウムを使って、風呂釜の掃除をしていこうと思います。
これまで何度か風呂釜掃除のやり方をご紹介してきましたが、おそらく今回のやり方が一番シンプルな方法です。
洗剤1つですぐできるので、ぜひ参考にしてくださいね。
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
はじめに
今回お掃除するのは、こちらの風呂釜です。
いつも風呂釜の掃除をするときは、グレーの穴のパーツをはずしています。
ですが今回は手軽にできる風呂釜掃除ですので外さずにお掃除していきます。
本来風呂釜のグレーの穴のパーツは取ってはいけないものです。
ですので今回のやり方が、メーカーさんも推奨するお掃除法ということになりますね。
ちなみに前回風呂釜掃除をしたのは、4ヶ月くらい前です。
気温の高い季節だと雑菌が繁殖しやすいので、汚れも多いかもしれませんね。
今回もどれくらい汚れが出てくるのか気になります!
風呂釜掃除をしてみました
お湯を穴の上までためる
まずはバスタブの線をして、グレーのパーツが隠れるところまでお湯をためていきます。
お湯の温度は、40度に設定しました。
このあとに使う酸素系漂白剤は、水よりもお湯のほうがよく働いてくれるんですよね!
なので水ではなくお湯を使っていきます。
配管洗浄モードにして洗剤を混ぜる
穴の上までお湯がたまったら、配管洗浄のボタンを押します。
配管洗浄がない場合は「追い焚きボタン」で構いません。
お湯が動いてくるので、粉末タイプの過炭酸ナトリウムを追加します。
今回は200グラム用意しました。汚れが多そうなときは、400グラムはあったほうがいいかもしれませんね!
「オキシクリーン」や「風呂釜洗浄ジャバ」、「酸素の泡(あぶく)」など、過炭酸ナトリウムにもいろいろあります。
今回は過炭酸ナトリウムであればなんでもOKです!
過炭酸ナトリウムをパラパラと入れたら、すかさずバスブラシでかき混ぜます。
過炭酸ナトリウムをいれたあとすぐにかき混ぜるのは洗剤を溶かすためではなく、変色を防ぐためです。
過炭酸ナトリウムがバスタブの底にたまってしまうと、バスタブの色が赤く変色してしまうことがあるんですよね。
かき混ぜると酸素の泡が出てきてしまうので、汚れ落ちが悪くなってしまいます。
でも変色してしまうとそれはそれで大変ですから……ほどよくかき混ぜておきます。
ちなみに、過炭酸ナトリウムを入れる前に配管洗浄モードをオンにしてお湯を動かしておいたのも、底に過炭酸ナトリウムがたまらないようにするためです!
順番をまとめると、配管洗浄モードをオン→過炭酸ナトリウムを追加→バスブラシでかき混ぜる、ですね♪
一緒につけ置きしたいものを入れフタをする
過炭酸ナトリウムがお湯に溶けたら、あとは配管洗浄が終わるまで放置します。
せっかくですから、一緒につけ置きしたいものも入れておきましょう。
今回はバスチェアと洗面桶も入れておきますね。
小さいお子さんのおもちゃがあれば、それを一緒に入れておいてもいいと思います!
今回のお湯の量ですと、バスチェア全体をつけ置きすることはできません。
バスチェアで汚れやすいのは、座る面よりも椅子の脚の方かと思うので、ひっくり返さないでつけておきますね。
つけ置くものを入れたら、あとは放置します。
ここでワンポイント。過炭酸ナトリウムを混ぜた洗浄液を放置するときは、温度が下がらないようにお風呂のフタをしておきましょう!
お湯をためるときにお話しましたが、過炭酸ナトリウムは水よりもお湯のほうがよく働いてくれます。
水を使っても汚れがまったく落ちない……と言うことではないのですが、水とお湯とでは洗浄力が全然違います!
なのでつけ置きをしているあいだも、温度が下がらないようにフタをしておきましょう。
今回はこの配管洗浄を、3回ほど繰り返そうと思います。
もちろん、配管洗浄を何度か繰り返した方が配管の中の汚れがしっかり落ちてくれます。
何回繰り返すかは、何ヶ月ぶりのお掃除なのかや、どれくらいお風呂が汚れているかによります。
配管のなかの汚れは覗き込んでチェックすることはできないのですが……お湯の汚れ具合から判断すると良いと思います♪
1回目の配管洗浄 1時間つけ置きした様子は?
つけ置きを始めてから、1時間ほど経過しました。
お風呂のフタをあけてみると……いまのお湯の状態はこんな感じです!
思ったよりも汚れは出ていませんね。前回のお掃除が4ヵ月前なので、そこまで汚れがたまっていないのかもしれません。
2回目の配管洗浄 1時間つけ置きした様子は?
それではもう一度、配管洗浄をしていきます。2回目の配管洗浄はまた1時間ほど放置していきますね。
2回目の配管洗浄後の様子は……そんなに汚れは出ていません。
時間をおいてつけ置きするのは、今回はこれくらいで大丈夫かと思います!
3回目の配管洗浄モードでパイプの汚れを出す
それではこのタイミングで、もう一回配管洗浄モードをオンにします。
すぐにお湯を抜くのではなく、一度回しておくことでパイプの中に残っている汚れが出てくるはずです。
3回目の配管洗浄が終わりました。
浴槽の水は多少白くにごっていますが、目立った汚れは出てきていませんね。
使った洗浄液をすすぎ洗い
それではバスタブにたまった洗浄液を流していきます。
つけ置きをしていたバスチェアや洗面桶もシャワーですすぎ洗いしますね。
まだバスタブの底に洗浄液が少し残っていますが、せっかくですからバスブラシでこすり洗いをしておきます。
バスタブの底の色をみておきましょう!
過炭酸ナトリウムによる変色はなさそうですね。
水をためてすすぎ洗い
シャワーで軽くバスタブを洗い流したら、最後はすすぎの工程に入っていきます。
まずはバスタブの穴からお湯を出して、パイプの中の汚れを外に出します。
このとき出てくるのはつけ置きをしたときの洗浄液ですから、完全に出してしまったほうがいいですね!
そしてバスタブに水をはっていきます。
お湯を使うと夜に使うお湯がなくなってしまいそうなので、ここでは水を使います。
穴の↑まで水が溜まったら、ここでシャワーをとめます。
そしてまた配管洗浄モードをオンにします。
ボコボコと穴から水が出てきました。
あとは配管洗浄が終わるまで待って、おしまいです!
すすぎの配管洗浄は2回ほどやったほうがいいのかもしれませんが、今回はそこまで汚れがひどくなかったので1回だけにしておきます。
おわりに
ということで今回は、過炭酸ナトリウムをつかった風呂釜洗浄のようすをお届けしました。
これまでに「オキシクリーン」を使ったり、風呂釜洗浄の専用洗剤「ジャバ」を使ったりと、いろんなお掃除を試してきました。
過炭酸ナトリウムを使ったお掃除といえば、漂白活性剤を混ぜて使ったこともあります。
でも今回使ったのは、過炭酸ナトリウム1つだけ。グレーの穴のパーツも外さないでお掃除したので、かなりシンプルなお掃除だったかと思います!
シンプルなお掃除法ですが、ポイントを抑えればしっかり汚れを落とすことができます。
風呂釜洗浄のポイント、1つ目は酸素系漂白剤の量。
今回は200グラム使いましたね。久しぶりにお掃除をするなど、汚れがひどいときは400グラムは使ってもいいと思います。
風呂釜洗浄のポイント、2つ目は水ではなくお湯を使うこと。
過炭酸ナトリウムは50度くらいのお湯で一番よく働いてくれます。
でもあんまり給湯温度を高くしてしまうとタンクのお湯がなくなってしまうので……今回は40度にしました。
お湯の温度が洗浄力を高めるポイントですから、つけ置きをするときもフタをして温度をキープしておきましょう♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は過炭酸ナトリウムを使って、風呂釜の掃除をしてみました。
洗剤1つでできるお掃除法ですし、ほとんど放置するだけのラクなお掃除法です。
みなさんも今回のやり方を参考にしながら、風呂釜掃除をしてみてくださいね!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪