洗剤講座

実は超優秀!洗剤マニアがバスマジックリンをおすすめしたい理由8選

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

このあいだ一人暮らしをしている弟のたくみに「お風呂掃除の洗剤にもいろいろあるけど……結局どれがおすすめ?」と聞かれました。

のぞみのおすすめは、花王のバスマジックリン!

バスクリーナーとして優秀なのはもちろん、自作洗剤が作れたり、お風呂以外のお掃除に使えたりとかなり便利な洗剤なんです。

そこで今回は、バスマジックリンをおすすめしたい理由を8つ、ご紹介していきますよ~!

バスマジックリンが便利な理由

実はこすらなくても使える

お風呂掃除用洗剤といえば、こすり洗い不要でおなじみ、ライオンの「バスタブクレンジング」がありますね。

でもバスマジックリンも、実はこすり洗いはいらないんです。

ボトルの説明書きをみてみると「シャワー等で全体をぬらしてから、汚れにスプレーし、20〜30秒おいて、すすぎ流す」。そして「汚れがひどい時はスポンジなどで軽くこする」と書かれています。

スポンジをつかったこすり洗いは必須かと思っていたのですが、そうではないんですね!

もちろん汚れが多いのであれば、こすり洗いはしたほうがいいかもしれません。

でもお風呂を使った直後であれば、熱の力もあって、汚れはある程度落とせるはずですよ~♪

中性だから優しい

バスマジックリンの一番の特徴は、液性が中性だということ!

実は花王、ライオン、P&Gといった大手メーカーさんのお風呂用洗剤で、中性なのはバスマジックリンだけなんです。

ライオンのおふろのルックは中性だったのですが、リニューアルで弱アルカリ性になったんですよね。

アルカリ度が高いほうが汚れはよく落ちますが、そのぶん素材を傷めてしまうことがあります。

それに素手で使うとしたら、手荒れの原因にもなってしまうんですよね。

バスクリーナーは毎日のように使うものですから、できるだけ素材にも肌にも優しいものを選びたい!という方に、バスマジックリンはおすすめです!

泡の出方を調整できる

花王さんは洗剤の洗浄力だけでなく、スプレーにもかなりこだわって作られています。

バスマジックリンは泡の出方がいいのはもちろん、1つのスプレーで2種類の泡が出せるんです!

お風呂の壁や床、バスタブといった広い場所に一気にかけるときはスプレーのカバーを開けて使う。

すみっこやコーキングといったピンポイントで洗いたいところにかけるときは、カバーを閉じたままスプレーをする……と1つの洗剤で使い分けができるのは嬉しいですね!

バスマジックリンをアレンジした掃除も!

クエン酸を混ぜて酸性バスクリーナーに

バスマジックリンは液性が中性なので、実はいろんなアレンジができるんです。

まず試してもらいたいのは、酸性にすること!

つきたてホヤホヤの水垢であれば、バスマジックリンに入っている金属封鎖剤で落とすことができます。

でも時間がたった水垢なら、酸性洗浄剤を使わないと落ちてくれないんですよね。

なので水垢が気になってきたら、バスマジックリンにぱらぱらとクエン酸を混ぜて「酸性バスクリーナー」にしてみましょう!

一回のお掃除で、皮脂汚れと水垢を同時にお掃除できるので、とってもラクなんですよ〜!

これもバスマジックリンが中性だからできるアレンジ法ですね♪

セスキを混ぜて洗浄力をアップ

中性のバスマジックリンは、お肌や素材に優しくお掃除ができるのがメリットですが、たまにはしっかりお掃除したいときもありますよね。

そんなときはバスマジックリンにセスキ炭酸ソーダを混ぜてみましょう!

セスキ炭酸ソーダを入れると、アルカリ寄りになって汚れ落ちがもっと良くなります。

バスマジックリンにもともと入っている界面活性剤のちから、さらにセスキのアルカリのちからとダブルで汚れにはたらきかけてくれますよ♪

バスタブクレンジングやおふろのルックのような弱アルカリ性のバスクリーナーを使いたいけど、わざわざ買うのもなぁ……なんてとき、気軽に試せるのでおすすめです。

家中の掃除に使おう♪

マルチクリーナーとして使える

お風呂掃除で便利なバスマジックリン。

実はお風呂だけでなく、おうち中のお掃除に使えるんですよ!

バスマジックリンで使われている界面活性剤、アルキルベタインはウタマロクリーナーにも使われています。

それにウタマロクリーナーもバスマジックリンと同じ、中性の洗剤なんですよね。

界面活性剤の濃度もほとんど同じで、成分的にはバスマジックリンとウタマロクリーナーはとっても似ているんです!

なのでバスマジックリンもウタマロクリーナーと同じように、キッチンやシンク、トイレや窓ガラスとあちこちに使えるんですよ。

トイレ掃除に使える!

まず試してもらいたいのがトイレ掃除!

マジックリンシリーズには、トイレマジックリンもありますね。

でも実はバスマジックリンのほうが界面活性剤の濃度が高いんですよ!

トイレマジックリンは界面活性剤の濃度が3%なのに対し、バスマジックリンは6%となっています。

界面活性剤の濃度が高ければ、そのぶん使う洗剤の量が減るので節約になりますね。

それにトイレ掃除用の洗剤、お風呂掃除用の洗剤……とあれこれ用意をしなくていいのは嬉しいポイントです♪

薄めてフローリング掃除に!

ウタマロクリーナーと成分が似ているバスマジックリンは、フローリングの拭き掃除にも使えます。

でもバスマジックリンは、界面活性剤の濃度が6%。

ウタマロクリーナーも界面活性剤の濃度は5%と濃いめですが……それでも拭き掃除に使うとなると、すこし濃いかもしれませんね。

拭いた後にヌルヌルしてしまわないか、ちょっと心配です。

もしフローリングの拭き掃除に使うのなら、はじめから水で薄めて使ってみましょう!

目安はだいたい10倍くらい。空のスプレーボトルに、水道水とバスマジックリンをいれて使いましょう♪

汚れがひどいときはバスマジックリンを多めに、汚れがひどくないときは水を多めに、と調整しながら使えるのもいいところです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はバスマジックリンをおすすめしたい理由を8つにわけてご紹介していきました。

近所のお店に行けば必ず売られている洗剤ですし、手頃なお値段なのも嬉しいですよね。

今回ご紹介したお掃除法も、一度試してみてくださいね!

わたしも弟のたくみに、さっそく伝えてこようと思います!

それでは、ここまで見てくださりありがとうございました。またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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