たったの2円!食器用洗剤ジョイでフローリング掃除用洗剤を作ってみました
こんにちは、のぞみです。
今回はリビングダイニングの拭き掃除をしていこうと思います。
拭き掃除用の洗剤にもいろいろありますが……今回はなんとたったの数円で作れてしまう、自作洗剤をつかってお掃除していきますよ~!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
はじめに
お掃除を始める前に、拭き掃除用の洗剤について少しお話をしましょう!
ドラッグストアに売っている洗剤で、拭き掃除用のものといえば、有名なので花王さんの「クイックルホームリセット泡クリーナー」がありますね。
これは鬼滅の刃コラボのときのデザインボトルで、かなり気に入っています♪
花王さんの「クイックルホームリセット泡クリーナー」は1ボトルあたり300ml入っています。
先ほどAmazonで価格を調べたところ、1本あたり345円でした。
ものすごく高い!というわけではありませんが……フローリングのお掃除って頻繁にしますし、できるだけお値段は抑えたいですよね。
そこで今回は、どのおうちにもある洗剤を使って、300mlで2円もしない超お得な洗剤を作っていきますよ♪
自作拭き掃除用洗剤に使うもの
それでは早速、拭き掃除用自作洗剤を作っていきましょう。
まず用意するのは、食器用洗剤です!
今回は「逆さジョイ」を使っていこうと思います。
もちろん食器用洗剤であればどんなものでも構いません。
ポイントは食器用洗剤の界面活性剤の濃度です。
「逆さジョイ」の成分表示を見ると「界面活性剤(33%)」と書かれていますね。
そして先ほどお見せした花王さんの拭き掃除用洗剤「クイックルホームリセット泡クリーナー」の成分をチェックしましょう。
「クイックルホームリセット泡クリーナー」の界面活性剤の濃度は、0.4%と書かれています。
食器用洗剤は、わりと界面活性剤の濃度が濃いめに作られています。
界面活性剤の濃度が33%の「逆さジョイ」を100倍に薄めたら、0.33%になりますね。
だいたい「クイックルホームリセット泡クリーナー」の0.4%と同じくらいになるんです!
正確に0.4%に薄めようとすると細かい計算が必要になるのですが……0.33%でも洗浄力にそこまで大きな違いは出てこないと思います。
だったらわかりやすく100倍に薄める、としたほうがラクですよね!
また「クイックルホームリセット泡クリーナー」は中性なのですが、「逆さジョイ」は液性が弱アルカリ性です。
フローリングについている皮脂汚れや油汚れは、中性よりもアルカリのほうがよく落ちてくれます。
なので「逆さジョイ」の100倍希釈液はアルカリ度が高いぶん、中性の「クイックルホームリセット泡クリーナー」と同じくらいの洗浄力になってくれるんじゃないかな?と思います〜!
自作拭き掃除用洗剤の作り方
それでは実際に自作拭き掃除用洗剤を作ってみましょう。今回は100mlの洗浄液を作っていきます!
まずは空のスプレーボトルを用意して、キッチンスケールに乗せます。
そしてスプレーボトルに食器用洗剤の「逆さジョイ」を1グラム入れますね。
「逆さジョイ」は逆さまにしたままでも軽くボトルを押すだけで洗剤が出てくる!という物ですが……おそらくそうやって出すと1グラム以上出てきてしまうと思います。
なのでボトルのキャップを外して、少しずつ出していきますね。
食器用洗剤の「逆さジョイ」が1グラム入ったら、つぎは水道水を99グラムいれます。
99グラムと聞くと細かい……と思われるかもしれませんが、キッチンスケールのメモリをそのままにして、食器用洗剤と水で合計100になるまで入れる、と覚えておけばOKです♪
また、今回食器用洗剤の「逆さジョイ」を希釈するのに、普通の水道水を使っています。
もし汚れがもっと落ちるものを作るのであれば、水ではなくお湯を使いましょう!
皮脂汚れや油汚れは、界面活性剤のはたらきだけでなく、熱のちからでも落とすことができます。
でもあんまり熱すぎるとヤケドをしてしまうので、だいたい55〜60度くらいにしておいてくださいね。
スプレーボトルに食器用洗剤と水を入れたら、トリガーをしめてしっかり混ぜます。
これでコスパ抜群の拭き掃除用洗剤の完成です!
自作洗剤でリビング掃除をしてみました!
それではつくった自作洗剤を使って、フローリングの拭き掃除をしてみましょう。
ペーパータオルをワイパーにセット
今回はこちらのスコッティファイン「洗って使えるペーパータオル」で拭いていきますね。
「洗って使えるペーパータオル」は花王さんの「クイックルワイパー」に取り付けて拭いていきます。
実はペーパータオルとぴったりサイズなんですよ~!
洗剤を吹きかけて拭き掃除
ペーパータオルをセットしたら、自作洗剤をフローリングに吹きかけて拭いていきます。
初めはペーパータオルが乾いているので、裏面に直接シュッシュと洗剤をスプレーし、馴染ませておきますね。
それではフローリングを拭いていきます。
ドアの前も拭いていきます!
ここはダイニングテーブル周りです。お掃除がしやすいように、イスはあらかじめ上げておきました。
ここには食べ物の汚れがあったので、ちょっと力をいれてゴシゴシと拭いていきます。
お掃除後の汚れの落ち具合は?
一通りリビングダイニングの床拭き掃除が終わりました。
汚れの落ち具合をチェックするために、ペーパータオルの汚れ具合を見てみましょう。
ペーパータオルは……ご覧の通り結構汚れが付いていますね!
実際に自作洗剤で拭き掃除をしてみた感想としては、
ダイニングテーブルの下に食べこぼし汚れがこびりついていました。
他のところのように1回拭くくらいではキレイにならなかったのですが、何回か「クイックルワイパー」を往復させていたら落とすことができました〜!
洗剤自体の洗浄力もあるかもしれませんが「クイックルワイパー」の性能もいいのかもしれませんね♪
こんな風に溝がついているので、汚れをしっかりと落とすことができました〜!
自作洗剤はいくらで出来た?
さて、ここで気になるお値段についてお話していきましょう。
今回使った食器用洗剤「逆さジョイ」は、水で100倍に薄めて使用しました。
「逆さジョイ」の価格をAmazonで調べたところ、300ml入りで168円でした。
今回使ったのは1mlですから……168÷300で0.56円となりますね。
水道代まで計算をするとちょっとややこしくなるので省かせていただきますが……100mlの拭き掃除用洗剤をつくるのにたったの0.56円!
「クイックルホームリセット泡クリーナー」と同じ300ml作ろうとしても、たったの1.68円という計算になります!
「クイックルホームリセット泡クリーナー300mlのお値段は345円ですから……2円で同じ量の洗剤できるなんて、びっくりですよね。
それに詰め替えサイズやお得パックサイズのを使えば、もっと安くなるかもしれません。
もちろん、今回は「逆さジョイ」を使いましたが、「キュキュット」や「チャーミーマジカ」といったおうちにある食器用洗剤で構いません。
食器用洗剤でも商品によって界面活性剤の濃度は違ってきますが、大手メーカーさんから出ている食器用洗剤の濃度はだいたい30%前後です。
なので今回ご紹介した「逆さジョイ」を100倍に薄める方法で、十分洗浄力のある自作洗剤が作れますよ〜!
お掃除のポイント
最後に、自作洗剤をつかったリビングダイニングの拭き掃除のポイントをお話していきます。
拭き掃除後の水拭きは必要?
まずは気になる水拭きについて、今回は水拭きはしませんでした。
界面活性剤の濃度は0.33%とかなり薄いですし、拭いた後もヌルヌル・ベタベタはしませんでした。
それに界面活性剤の濃度が0.4%の「クイックルホームリセット泡クリーナー」も、水拭きがいらないくらいサラサラとしていますよね。
洗剤残りが気になるのであれば水拭きをしても良いとは思いますが、そこまで気にならない!という方であれば水拭きはしなくても良いのかなと思います~!
自作洗剤は数日で使い切ろう
手軽に作れてコスパも良い自作洗剤ですが、1つ注意してもらいたいことがあります。
今回のお掃除法は、食器用洗剤を100倍に薄めて使っています。
界面活性剤の濃度が100分の1になるということは、洗剤のなかに含まれている防腐剤の濃度も100分の1になっちゃうんですよね。
なので洗剤が腐敗しやすい状態になっています。
一度作ったら長い期間放置はしないで、数日で使い切るようにしましょう。
わたしはいつも、100mlだけ作っています!
特に気温が高い時期は洗剤も腐りやすいので気をつけましょう。
もし洗剤が腐っていたら、見た目の色がかわったり、変なニオイがしてくるようになります。
不安であれば使う前にニオイを確認してもらって、いつもと違うニオイがしたら使うは控えてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はたったの1円で作れる洗剤を使って、リビングダイニングの拭き掃除をしてみました!
日々のお掃除はもちろん、洗剤をたくさん使う大掃除などでも試してみてくださいね。
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪