【茂木和哉のお掃除お悩み相談室】ステンレスの変色はどうやって復旧させる?
こんにちは!のぞみです。
今回はYouTubeのコメント欄に届いているご質問に、茂木さんと一緒にお答えしていきますね!
取り上げるのは、ステンレス素材のお手入れ法についてです。
気になっていた方は要チェックですよ~♪
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
ステンレスでできた浴室手すりの手入れ法
それでは早速、答えていきましょう!茂木さん、よろしくお願いします♪
はい、よろしくお願いします。
では質問を読みますね。「変色したというサザナは、手すりもシャワーの棒もステンレスのタイプなのだろうと思います。茂木さんのサザナより新しいモデルでマイナーチェンジしているうちもそうです。
ステンレスを酸性洗剤で戻すのは、それはそれでリスクがありそうな気がしますね。研磨してしまった方が早いのでは?」とのことです。
これはご質問というよりもご意見に近いかもしれませんね。茂木さん、こちらはいかがでしょうか?
これは「ハイター」で変色したお風呂を元に戻せるの?という質問にお答えしている動画にいただいているコメントですね。
ご質問のなかにあるサザナというのは、ユニットバスのTOTOのブランドです。
結構昔からあるブランドで、たくさんの方が使っている人気のブランドなんじゃないかな?と思います。
そして動画の中に出てきている我が家のお風呂も、TOTOのサザナです。
変色してしまったというサザナの浴室も、我が家と似ているだろうと思ってお答えしたのですが、どうやら違うようですね。
手すりもシャワーをかけるところも、ステンレスではないか?と、ご意見をいただいています。
手すりとは、バスタブの壁面についている手すりなのでしょうか?
もしかするとサザナではオプションかもしれません。
我が家のサザナのお風呂にも手すりが1本付いているのですが、シリコンのようなゴムっぽい素材なんです。
そして付け根のところはプラスチックのような素材でできています。
コメントをいただいた方のような、ステンレスではありませんね。
浴室の手すりにもいろんなタイプのものがあるんですね。
それとコメントでは「シャワーをかけるとこの棒もステンレス」とありますね。
手すりだけでなく、他にもステンレスでできているものがあるとなれば、前回お答えしたお手入れ方法とは少し違ってきます。
なので今回は、ステンレスの場合のお手入れ法についてお話をしていきますね。
よろしくお願いします♪
ステンレスはクレンザーや研磨たわしでお手入れを
コメントをくださった方も仰っているように、ステンレスは研磨するとカンタンに変色を戻すことができるんです。
身近なステンレス素材のものに、キッチンシンクがありますね。
最近だと人工大理石のものもありますが……それでもステンレスは主流です。
ステンレスシンクって長く使っていると、くすんできたり変色してきたり、傷が目立ってきたり……場合によってはサビてきたりといろんな形で汚れてきます。
そんなとき、一番効果があるのは研磨することです。
わたしの住んでいる家のキッチンシンクは人工大理石ですが、会社のキッチンシンクはステンレスです。
会社はもともと家として住んでいたので、使用年数としてはそこそこあります。
なのでステンレスシンクも古くなってきてて、くすみや水垢がついてきています。
特に汚れが目立つのは、キッチンシンクのフチのところですよね。
水垢やサビも、すぐに出てきてしまいます。
そんな汚れをまとめて落とすのに一番いい方法が、研磨して落とす、という方法です。
研磨してお手入れってなかなか難しそうです……茂木さんはどんなふうにお手入れされていますか?
わたしは3Mの研磨スポンジを使います。
研磨スポンジにもいろんな粗さのものがあるのですが、5つくらい常備していますね。
詳しいことは忘れてしまいましたが……たしか品番は5000番台だったと思います。
そういえば人工大理石のキッチンシンクですが、研磨スポンジで小傷を消したことがあります。
手順を詳しく知りたい方は、動画をチェックしてみてください。
研磨スポンジを粗いほうから順番に使っていくと、ステンレスシンクは新品のような輝きになります。
実はこのお手入れ法は、プロの方もよくやってるやり方なんですよ。
3Mのスポンジを使っているプロの方も多いですね。なのでプロの皆さんがやるような仕上がりになりますよ。
なんと、プロも愛用している研磨スポンジなんですね!
こすり洗いするので結構疲れますが……プロではない一般の方でも、十分キレイにすることができます。
研磨スポンジは粗いものから使っていくので、深めについてしまっている傷もキレイになってくれるんですよ。
もちろん、きちんと順番通りにこすらないとキレイにはなりませんがね。
研磨してキレイにするのはやったことはないのですが、いつかやってみます!ステンレスの手すり以外でもこの方法は使えるのでしょうか?
そうですね、ほかに研磨できるものといえば、お洗濯用のポールが風呂場にありますよね。
我が家のサザナにもステンレスのポールが付いていますが、使っているとだんだんサビびてくるんですよね。
なのでついてしまったサビは定期的にこすって落としています。
このときは研磨スポンジではなく「茂木和哉」を使います。
「茂木和哉」なら、カンタンにサビ・くすみがカンタンに取れますよ。
サビ落としにも「茂木和哉」が使えるんですね!水垢掃除に使うイメージが強いのですが、どうやって使うのでしょうか?
基本的な使い方はそこまで変わりません。
わたしはサランラップを切って、「茂木和哉」を少しつけます。
そしてサランラップをポールに巻き付けて、スライドするようにこすっていきます。
これであっという間にキレイになりますよ。
洗濯ポールだけでなく、手すりも似たような形をしていますよね。
なので同じように、ラップを用意して「茂木和哉」をつけます。そしてラップを手すりに巻きつけてこすってください。
棒状になっているものは、巻き付けてからこする、ですね!
わたしは「茂木和哉」を使いますが、クレンザーであれば「茂木和哉」でなくても構いません。
「茂木和哉」だと2000円もしますからね。もしおうちに「ホーミング」や「ジフ」といったクリームクレンザーがあるのであれば、まずはそれから試してみてください。
「ホーミング」や「ジフ」でキレイにならなければ、「茂木和哉」を使ってみる、くらいでいいと思います。
クリームクレンザーでこする、というのが大切なんですね!
そうですね。ただしあまり研磨剤の粒が大きいものを使ってしまうと、ステンレスに目立つ傷が入ってしまいます。
もしも用途外のクレンザーを使われるのであれば、最初は目立たない箇所で試してください。
ちょっとだけこすってみて傷がついてしまうのかどうか、そしてどのくらいの力加減でいけばいいのか、をチェックしましょう。
変色したステンレスは酸性洗浄剤でも戻せる?
ステンレスって強そうに見えるかもしれませんが実はそんなことはありません。
塩素で焼けてしまうことがありますし、酸やアルカリでも焼けてしまうこともあります。
意外と傷みやすいんですね…よく見かける素材なので扱いやすいと思ってました。
たとえばステンレスの鍋がありますね。
使っているとそのうち、茶色く焼けてしまうことがあります。
ほかにも虹のような状態になったり、くすんでしまうこともあります。
ステンレスは傷みやすく、いろんな汚れがついたり変色したりしやすいんです。
ステンレスに目立った焼けが起きてしまったときは、どうすればいいのでしょう?
ステンレスが焼けてしまったとき、わたしは「茂木和哉トイレ尿石落としジェル」を使います。
これを塗りつけるだけで、ステンレスの焼けがキレイに取れるんです。
そういえばステンレスの焼けを戻したときの様子を動画にしてくれていましたね。気になる方はぜひチェックしてみてください!
使う洗剤は「茂木和哉トイレ尿石落としジェル」でなくても、「サンポール」のような酸性洗浄剤でも構いません。
うーん…でも「サンポール」も「茂木和哉トイレ尿石落としジェル」もトイレ用の洗剤ですよね。お鍋に使うのはちょっと抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんね…。
それもそうですね。でもトイレ用洗浄剤は酸性度が高いんです。
酸性度が強いほうが、手品のようにあっという間に焼けがキレイに戻るんですよね。
確かに抵抗感はあるかもしれませんが、本当にキレイに戻るので、困っている方は一度試していただきたいです。
酸性洗浄剤を使うので、焼けを直すのと一緒に水垢によるくすみもキレイになりますしね。
そうなんですね!これはトイレ掃除用とは別にもう一本用意しておきたいくらいです♪
強めのアルカリ洗剤でステンレスが焼けてしまう?
そもそもなんですが……ステンレスのお鍋ってどうして焼けてしまうのでしょうか?
思いつくのは、油汚れを落とすために強いアルカリ洗剤がありますね。
キッチンにガンコな油汚れがついてしまったとき、アルカリ素材を使うことが多いと思います。
油汚れはアルカリに弱いので、苛性ソーダが入っているような業務用洗剤を使うこともあるかもしれません。
アルカリ度が高いと、取り扱いには十分注意しないといけないのですが、本当にキレイになります。
ただアルカリ度が高いと、アルカリ焼けのリスクも高くなります。
キッチンには結構、ステンレス素材が使われていますしね。
ステンレスがアルカリ焼けを起こすと、どんな風になるんですか?
アルカリ焼けをすると、虹色になったり白っぽくなったりします。
わたしが作っているキッチン掃除用洗剤の「なまはげ油汚れ用」でも、使い方が悪いとステンレスが白っぽく変色してしまうことがあります。
油汚れが落ちても今度は変色がおきてしまう……なかなか難しいですね。
でもステンレス素材は磨けばキレイに戻ります。
アルカリ焼けに限らず、酸焼けや塩素焼けについても、研磨をすればカンタンに戻せますからね。そこまで心配しなくていいと思います。
なのでお鍋や浴室のポールなど、ステンレス素材の変色にお困りの方は、まずはお持ちのクリームクレンザーでこすってみる。
クリームクレンザーで戻りが悪かったら、「茂木和哉」を試してみる、という流れがいいのかなというふうに思います。
ぜひ試してみてくださいね~!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は変色してしまったステンレスのお手入れ法についてお話をしていきました。
酸焼けやアルカリ焼け、塩素焼けなどちょっとお手入れ法を間違えると変色してしまうステンレスですが……思ったよりもカンタンに復旧させることができるんですね。
浴室やキッチンシンク、お鍋などの変色にお困りの方は、ぜひ試してみてくださいね。
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪