【お悩み相談】魚焼きグリルの掃除の頻度は?重曹を使うのはアリ?
こんにちは!のぞみです。今回は「汚れを落として27年」
汚れ落としの研究家 茂木和哉さんから、魚焼きグリルのお悩み相談について解説をしてもらったので、まとめてみました!
今回はこちらの…
YouTubeで頂いたコメント
年に1回は論外ですが、擦るにしても重曹溶液でシップして焦げを浮かせたあとにしては
年に1回の魚焼きグリルの掃除はおススメしません。
年に1回だけと魚焼きグリルのコゲが頑固となり、油汚れの洗剤で、コゲが落としにくくなります。
油がはねて、すぐに拭きとるのであれば、魚焼きグリル内の汚れも簡単に落とせます。
そのため、理想的には魚焼きグリルを使用するたびに、拭き掃除をすればきれいな状態を維持できますが、なかなかそれができません。
魚焼きの網だけ洗って、魚焼きグリルをほったらかしにしてしまい、だんだん残った油汚れが加熱され、炭化が進んでしまいます。そうなると、コゲは頑固になります。
頑固なコゲは研磨して落とすという方法しか選択肢がなります。
頑固になってしまったコゲをどうやって落とせばいいのだろう?
そんな頑固に育ってしまったコゲには、
茂木和哉シリーズの中では一番洗浄力が高い洗浄剤である茂木和哉コゲ落とし ジェルで
ある程度コゲを落とし、金ヘラでガリガリとコゲを落とします。
重曹溶液を湿布してコゲを浮かす方法は効果的?
コゲに対する重曹溶液はあまり効果はありません。なぜかというと重曹っていうのはアルカリ度はそれほど高くないからです。
具体的には重曹溶液のアルカリ度は8.2です。だいたい中性が7となり、そこまで高くありません。ちなみにセスキ炭酸ソーダのアルカリ度は9.8となり、水に溶解することで、セスキ炭酸ソーダ溶液は11.2ぐらいとなり、アルカリ電解水が12.5ぐらいです。
茂木和哉コゲ落とし ジェルはさらにアルカリ度が高くなります。
手持ちの重曹を活かすには?
重曹のアルカリ度は弱く洗浄力は強力ではありませんが、少し工夫すると洗浄力が強力となります。
例えば、鍋に水を入れて重曹を適量入れて、加熱して煮込みます。
炭酸ガスが完全に出尽くすぐらいまで、煮込むと重曹溶液のアルカリ度が11ぐらいまで高くなります。
厚手の手袋をして、熱いうちにやけどに注意し、煮込んだ重曹溶液にペーパー浸して湿布すると、高まったアルカリの働きに加え、熱の働きも使えます。
熱も油汚れに非常に効果的です。
さらに、重曹溶液に少し台所洗剤を入れると、界面活性剤の働きが使えます。
しかし、洗浄力には限界があります。ただ、重曹で前洗いをするメリットは安心安全です。
拭き残しにくく、残ったとしても酸で中和されて無害となります。
そのため、魚焼きグリルのような食べ物が触れるような場所の掃除におススメです。
重曹で前洗いをしたあとは?
重曹で焦げを柔らかくするのではなく、油汚れをある程度前洗いで落とせます。
魚焼きグリルに手を突っ込んで、油汚れを落とすことから、腕に油汚れが付いたら嫌ですよね。
そういう意味で、重曹溶液である程度コゲ以外の油汚れをキレイにします。
そのあとに、茂木和哉コゲ落とし ジェルや金ベラを使ってコゲを落としていきましょう!
魚焼きグリルをきれいな状態で維持するには?
年に1回、金ベラでガリガリとコゲを落とすのではなく、できれば定期的に掃除することをおすすめします。
繰り返しになりますが、魚や肉を焼いて、飛び散った油汚れをすぐ拭くと落ちやすいです。
しかし、油汚れを残し、加熱を繰り返すと油汚れがだんだん焦げてきてコゲが進みます。炭化状態となってしまうとコゲが頑固となり、落とすのが難しいです。
その頑固なコゲの原因となる油汚れをこまめに吹きておきましょう。
例えば、1ヶ月や2ヶ月ぐらいの頻度で洗剤は使わずとも、キッチンペーパーをちょっと熱めのお湯で濡らしてさっと絞って拭くと、汚れ方が変わってきます。
魚焼きグリルの中のコゲ落としの詳細
魚焼きグリルの中のコゲ落としや油汚れは、こちらのYouTubeでも詳細に解説しています。よかったら合わせて見てみてくださいね♪
今回の解説はこれで終了です。ご覧いただきありがとうございます!