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食器用洗剤でフローリング用洗剤が3円で作れる!?作り方・掃除法をご紹介

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

お掃除のときに使う洗剤って、案外安くないですよね。

特に毎日のようにお掃除をしている!という方だと、できるだけ費用は抑えたい、と思うはずです。

お掃除で節約したい、という方にオススメしたいのが、市販品ではなく自分で洗剤を作る方法!

「自作洗剤なんてプロじゃなくてもできるの……?」と思われるかもしれませんが、とってもカンタンな作り方があるんですよ~!

今回は拭き掃除用の洗剤を作って、そしてその後実際にフローリングの拭き掃除をしてみようと思います♪

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

掃除機で先にホコリを取る

では早速拭き掃除……としたいところですが、ホコリが結構あるので先にホコリ取りをしていきたいなと思います。

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭だと、外の砂が家の中まで入っていたり、食べこぼし汚れがあったりと結構汚れているかもしれませんね。

このような汚れやホコリは、すぐに拭き掃除をするとかえって効率が悪くなってしまいます。

なので面倒でも先に、掃除機で吸うようにしておきましょう!

今回のホコリ取りには掃除機を使います。用意したのは、ダイソンの掃除機です!

拭き掃除をするのは床だけですが、床と壁のあいだにある幅木(はばき)にも、結構ホコリが乗っているようです。

なので最初は掃除機のノズルを細いタイプにして、幅木や掃除機のヘッドが入らない隙間のホコリをとって行きますね。

幅木の上にあるホコリを吸っていきます。

テレビ台の下にある隙間は、掃除機の普通のヘッドだと入ってくれませんね。

でもノズルを細いタイプにすれば、しっかり取ってくれます!

つぎはヘッドを普通のタイプに変えて、フローリング全体のホコリを取っていきますね。

フローリング全体の掃除機をかけ終わりました!これでホコリ取りはおしまいです。

コスパ最高!拭き掃除用洗剤を作ってみる

掃除機がけが終わりましたので、今度は拭き掃除用の自作洗剤を作っていきましょう♪

拭き掃除用洗剤の材料

拭き掃除用自作洗剤を作るにあたって、必要な材料からご紹介していきますね。

まず主役となるのは、こちらの洗剤!ライオンさんの「チャーミーマジカ酵素プラス」です。

「チャーミーマジカ」シリーズには、たしか酵素プラスのほかに、速乾プラスや除菌プラスもありますね。用意するのはどのタイプでも構いません!

また今回はおうちにあった「チャーミーマジカ酵素プラス」を使いますが、「キュキュット」のような他の食器用洗剤でも大丈夫です。

ただし食器用洗剤でも、P&Gさんの「ジョイ」は、使用条件が限られてしまいます。

というのも、食器用洗剤の「ジョイ」は弱アルカリ性でできています。

「チャーミーマジカ」や「キュキュット」は中性なので問題ないのですが……弱アルカリ性の「ジョイ」はワックスをしてあるフローリングを傷めてしまうことがあります。

実際にお掃除するときは水で薄めて使いますし、そこまで心配する必要はないのかもしれませんが……なにかあったら大変ですからね。

フローリングにワックスをかけているおうちは、できるだけ中性の「チャーミーマジカ」や「キュキュット」を用意したほうがいいと思います!

そして自作拭き掃除用洗剤に必要な材料、2つ目はお水です。

あとは作った洗剤を入れるスプレーボトルです。

今回は真っ白のボトルを用意しました!別の洗剤が入っていたボトルを使うときは、中身とスプレートリガーをしっかりと洗っておいてくださいね。

そして計量で使うキッチンスケールです。

今回は洗剤とお水の量を、グラムで計っていきます!

拭き掃除用洗剤の作り方

道具がそろったところで、早速拭き掃除用洗剤を作っていきましょう。

まずはスプレーボトルのフタを開けて、食器用洗剤の「チャーミーマジカ酵素プラス」を入れます。

今回は界面活性剤の濃度が0.29%、400グラムの拭き掃除用洗剤をつくろうと思います。

なので「チャーミーマジカ酵素プラス」を100倍に薄めていきますね。

キッチンスケールにスプレーボトルをのせてメモリを0にし、「チャーミーマジカ酵素プラス」4グラム入れます。

つぎに水が合計400グラムになるまで入れます。

すでに4グラムの洗剤が入っているので、水は396グラム入ったことになりますね!

「チャーミーマジカ酵素プラス」を4グラム、水を396グラム入れました。

軽くボトルを振ったら、これで「チャーミーマジカ酵素プラス」の100倍希釈液の完成です!

界面活性剤が入っているので、振ると泡がでてきますね~!

ちなみに「キュキュット」で作る場合も同じやり方で大丈夫です!

「キュキュット」と「チャーミーマジカ酵素プラス」の界面活性剤の濃度は、まったく同じではないとは思いますが……・それでも大手メーカーさんの食器用洗剤は、界面活性剤の濃度が30%くらいです。

なので100倍に薄めれば、拭き掃除にちょうどいい濃度になるかと思います。

界面活性剤は、皮脂汚れや油脂汚れといった汚れを落としてくれます。

ちなみに……どうして0.29%にしたのかというと、参考にしたのは花王さんの拭き掃除用洗剤「クイックルホームリセット泡クリーナー」です。

実は「クイックルホームリセット泡クリーナー」は、界面活性剤の配合濃度が0.4%なんですよね。

「チャーミーマジカ酵素プラス」は界面活性剤の濃度が29%なので、今回つくった自作洗剤は0.29%と0.1%薄いのですが……100倍希釈は覚えやすいですし、十分汚れは落ちてくれるので、いつもこの濃度で作っています。

細かく0.4%にしたい!と言う方は、洗剤と水の量を調整して作ってみてくださいね!

実際に拭き掃除をしてみました

それではつくった洗剤を使って、拭き掃除を始めていきましょう!

便利アイテム コンドルの「雑巾ワイパー」

雑巾をもって手で直接拭いてもいいのですが、体勢がちょっときついので……今回はこちらのアイテムを使います。

山崎実業のコンドルというシリーズの「雑巾ワイパー」です!

コンドルの「雑巾ワイパー」は、わたしは結構長く愛用しています!

ただし持っているのは少し前の型で、いまは柄の部分がアルミで組み立てて作るタイプに変わっているようです。

わたしが持っているのは組み立てタイプではなく、この状態でうられていたのですが……柄が長いと配達が大変だったのでしょうかね~?

コンドルの「雑巾ワイパー」は、ヘッドにマイクロファイバークロスをセットして使います。

大きな洗濯バサミのようになっていて、こんな感じで挟むことができます!

これはリニューアル後も変わっていないはずです。

わたしがコンドルの「雑巾ワイパー」を愛用しているのは、とってもスムーズに拭き掃除ができるからです♪

フローリングワイパーで拭き掃除をしているとき、力がぐっとかかると、ヘッドがクルンと反転してしまうことがありませんか?

洗剤をシュッシュッってスプレーしていると、床が濡れてブレーキがかかってしまって余計反転しやすいんですよね。

でもコンドルの「雑巾ワイパー」はいくら力をいれて拭いても反転しないんです!

いくら力をいれて拭いても反転しないので、ちょっと汚れがひどいところもグッグッと力を入れて拭くことができます。

なのでフローリング掃除では、欠かせないアイテムです~!

自作洗剤の汚れの落ち具合は?

それでは「雑巾ワイパー」と自作洗剤を使って、フローリングの拭き掃除をしていきます。

まずはダイニングテーブルの下にある黒い汚れです。

これはおそらく、鉛筆の跡かと思います。

消しゴムで消しても落ちるかとは思うのですが……ちょっと面倒ですよね。

なので洗剤で落ちるか試してみようと思います!

黒い汚れのところに、自作洗剤をシュシュシュとスプレーします。

そして雑巾ワイパーでこすると……1回こすっただけですぐに落ちました!

これは消しゴムで消すよりもずっとラクチンですね~!

それでは他のフローリングも拭き掃除していきます。

鉛筆の黒い跡以外に目立った汚れはないのですが、テレビの前、ソファのまわり、テーブルの下……と全体的に拭き掃除をしていきますね。

片手に雑巾ワイパー、片手に洗剤がはいったスプレーボトルをもって、シュッシュとかけながらまわっていきます。

リビングダイニングの床拭きがすべて終わりました!

あっというまでしたが、これでお掃除は完了です♪

自作洗剤はいくらで出来た?

ということで今回は、食器用洗剤から拭き掃除用洗剤を作って、フローリングの拭き掃除をしてみました。

作った洗剤の量は、スプレーボトル1つ分で400グラムでしたね。ここでかかったコストを計算してみましょう!

400グラムの洗剤を作るのに、食器用洗剤「チャーミーマジカ酵素プラス」は4グラム使いました。

「チャーミーマジカ酵素プラス」の値段を調べてみたところ、220mで約150円。

なので計算すると……4グラムで2.7円となります!

水道水の料金は今回計算には入れていませんが、市販されている拭き掃除用洗剤と比べると、ずっとお安いですよね!

もちろんセールなどでお値段が変わったり、洗剤を入れる量によって変わってきます。

それでも約3円でできてしまうなんて……お財布にはとっても優しいですよね。

少しでもお掃除にかかる費用を抑えたい!という方には、かなりオススメなのかなと思います。

自作洗剤の洗浄力をもっと高くする裏技

今回はそこまでガンコな汚れはありませんでしたが、食べこぼし汚れ、油汚れなんかがついていることもあるかもしれません。

洗浄力がちょっと物足りないかも?というときは、熱の力も借りましょう!

今回、フローリングの汚れは界面活性剤のはたらきで落としましたが、実は皮脂汚れ・油汚れなら熱の力でも落とすことができます。

なのでつくった洗剤をボトルごと湯煎で温める、水ではなくお湯で洗剤を薄める、といったひと手間を加えれば、もっと汚れは落としやすくなります♪

もちろん……やけどするくらい熱いお湯だと、スプレーボトルを持つことができません。

なので高くても50度くらいが限界かな……?とは思うのですが、冷めてしまったらまた湯煎であたためる、という風にすれば大丈夫かと思います~!

洗剤の腐敗に注意

とってもお安く作れる自作洗剤ですが、注意してもらいたいことが1つあります。それは「洗剤の腐敗」です!

今回は400グラムの洗剤を作りました。

毎日のようにお掃除をされる方であれば、一度に400グラムつくっても使い切ることができるかと思いますが……そう頻繁にお掃除をする方でなければ、おそらく洗剤が余ってしまうと思います。

食器用洗剤には防腐剤が入ってはいるのですが、水で100倍に薄めたことで防腐剤も100倍に薄まってしまっています。

なので一度にそうたくさん使わないという方は、作る洗剤の量を100グラムくらいにしたほうがいいかもしれませんね!

洗剤を使い切ってほしい期間は、だいたい1週間くらいです!

気温が高い夏は特に腐敗してしまいやすいので、できるだけ早めに使ってあげてくださいね。

冬の大掃除のように、気温が低くて洗剤が腐りにくい、しかもたくさんの洗剤が必要……なんてときは一度に400グラムつくってしまってもいいと思います~!

大掃除は床拭きはもちろん、玄関、脱衣所、寝室、窓ガラス、テーブル……とあちこち拭き掃除をしますからね。

是非つぎの大掃除の時には思い出してください♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は食器用洗剤をつかって、拭き掃除用の洗剤を作ってみました!

自作洗剤ときくとなんだか難しそうな気もしますが……水で薄めるだけなので結構カンタンでしたね!

少しでも節約したい、大掃除などでたくさんの洗剤が必要!というかたは、是非試してみてくださいね。

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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