あなたにピッタリの洗剤は?拭き掃除用洗剤4種のメリット・デメリットを解説!
こんにちは、のぞみです。
みなさん、拭き掃除をするときってどんな洗剤を使っていますか?
お店に行くといろんな洗剤があって、迷ってしまいますよね。
そこで今回は4種類の拭き掃除用洗剤を用意して、それぞれのメリット・デメリットについてお話をしていきますよ〜!
それでは早速、みていきましょう♪
アルカリ電解水のメリット
① 界面活性剤残りの心配がない
アルカリ電解水の成分は、水を電気分解したアルカリ性の洗浄剤です。
合成洗剤のように界面活性剤は入っていません!
なので床掃除に使ったあともべたつかずサラサラしてるんです〜!
2度拭きしなくてもいいので、お掃除の効率もアップしますね!。
② 油汚れがよく落ちる
アルカリ電解水の特徴は、アルカリ度が高いこと!なんとpHが12.5もあるんです。
アルカリ性のナチュラルクリーニング素材では重曹がpH8.2、セスキがpH9.8、炭酸ナトリウムがpH11.2くらい。
アルカリ電解水のpHが高いことが分かりますね!なので油汚れも簡単に落としてくれます♪
アルカリ電解水のデメリット
① 手肌への刺激が強い
アルカリ電解水は洗浄力が高いのが特徴ですが、ということは肌への刺激も強いということです。
油汚れを落とせるなら、手肌の皮脂なんて簡単に奪ってしまいますからね……!肌が弱い方は要注意です。
② 素材によっては傷んでしまう
実はアルミ製品、銅や真鍮なんかは、アルカリNGの素材なんです。
油汚れの多いキッチンの掃除に使いたい!という方も多いかもしれませんが……レンジフードやフードフィルターはアルミでできていることが多いので気をつけましょう。
もしアルミにアルカリ電解水を使うと……白く変色してしまうかもしれません!
③ ワックスをかけた床には使えない
そしてフローリングのワックスも、アルカリNGなものの一つです。
中性の洗剤であれば大丈夫なのですが……アルカリ電解水のようにアルカリ度が高いものは使えません。
ウタマロクリーナーのメリット
① 中性で肌に優しい
ウタマロクリーナーはアルカリ電解水とは違い、中性の洗剤です。
主成分の界面活性剤、アルキルベタインも両性界面活性剤というお肌にとても優しいものです。
なので手肌が弱い人には嬉しいですね!
② いろんな場所に使える
中性洗剤は、アルカリ性の洗剤のように素材に影響を与えることはありません。
なのでアルミ素材やワックスをかけた床でもお掃除することができます!
それにウタマロクリーナーは界面活性剤の濃度もポイントですね。
界面活性剤の濃度が5%と濃いめなので、油汚れにも使えます。キッチンやお風呂など、家中のお掃除ができますね~!
③ 泡でお掃除できる
ウタマロクリーナーは界面活性剤が入っているので、シュっとすると泡が出てきます。
壁の拭き掃除をするときも、泡がしっかりと留まってくれます!
それに泡ならどこに吹きかけたか?がすぐにわかりますね。
ウタマロクリーナーのデメリット
① ひどい油汚れは落とせない
ウタマロクリーナーは界面活性剤のはたらきで汚れを落としてくれます。
皮脂汚れ程度なら大丈夫かもしれませんが……アルカリの力はないので、ひどい油汚れだと落とすのがちょっと大変になってしまいますね。
② 界面活性剤残りが心配
いくら中性で界面活性剤がマイルドなものといっても、ウタマロクリーナーは界面活性剤の濃度が5%と高いので洗剤残りが気になります。
それに2度拭きをしないかぎり、拭き掃除のあとはヌルヌル、乾いたらちょっとベタベタとしますね。
ホームリセット泡クリーナーのメリット
① 中性で肌と素材に優しい
これはウタマロクリーナーと同じですね!
ホームリセット泡クリーナーも同じく中性の洗剤なので、お肌にも素材にも優しく拭きお掃除ができます♪
② 除菌ができる
ホームリセット泡クリーナーには、除菌ができる成分が入っています。
なので除菌までしたい時でも掃除を終えたあとに、アルコールでもう一回拭き掃除するなんて手間は必要ありません!
③ 泡でお掃除できる
これもウタマロクリーナーと同じですね。
界面活性剤が入っているので、アルカリ電解水とは違って泡で出てきます。
どこにスプレーしたかが分かりやすいですし、拭くときも残さず拭けますね~!
ホームリセット泡クリーナーのデメリット
① コスパが悪い
中性の合成洗剤という面ではウタマロクリーナーとホームリセット泡クリーナーは同じですが、界面活性剤の濃度が全然違います。
ウタマロクリーナーは5%、ホームリセット泡クリーナーは0.4%と、なんと10倍以上も差があるんです。
界面活性剤の濃度から考えると……ホームリセット泡クリーナーは一番コスパが悪いんですよね。
ちなみに界面活性剤のコスパが一番いいのは食器用洗剤です!
食器用洗剤はなんと、界面活性剤が30%前後も入っているんですよ。
節約したい人は、食器用洗剤を薄めて拭き掃除に使う、なんてのもいいかもしれませんね♪
茂木さんが以前、食器用洗剤で床拭き掃除をする方法を動画でご紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
② 界面活性剤残りが心配
ホームリセット泡クリーナーは拭いた後のサラサラ感が特徴の一つです。
それは界面活性剤の濃度が0.4%しかないからなのですが……それでも成分は残っています。
気になる方は、面倒でも2度拭きをした方がいいかもしれませんね。
③ ひどい汚れは落とせない
これも中性洗剤だからですね。
しかもウタマロクリーナーよりも界面活性剤の濃度が低いので、油汚れを落とすとなるともっと苦労しそうです。
ガンコな汚れとなると、別の洗剤が必要ですね……!
水石けん「シャボンの泡」のメリット
最後にご紹介をするのは水石けんです。
茂木さんが作っている水石けん「シャボンの泡」でお話をしていきますね!
① 薄めても強い洗浄力
「シャボンの泡」は普通の石けんよりも強めのアルカリ性でできています。
水で30倍に薄めて使うのですが、薄めてもアルカリ度が高いまま!
しかもアルカリだけでなく、石けんの界面活性作用も働きます。
アルカリ、界面活性作用と2つの働きを使えるので、普通の水石けんを薄めた液や、食器用洗剤を薄めた液よりもずっと洗浄力が高いんです。
なので、汚れもしっかり落とせる洗浄力なんですよ~!
② コスパがいい
「シャボンの泡」は水で30倍に薄めて、拭き掃除に使います。
1本買っておけばかなり長持ちしますし、コスパはかなりいいですね♪
ちなみに今回ご紹介する洗剤のなかで、水で薄めて使うのは水石けんの「シャボンの泡」が唯一です。
③ 2度拭きがいらない
実は石けんも合成界面活性剤の1つなのですが、ほかの界面活性剤と比べると拭き残りがしにくいという特徴があります。
さらに「シャボンの泡」は30倍に薄めて使うので、拭き残りがしにくいんです♪
④ 拭き残しがあっても安心安全
洗剤の成分の界面活性剤が拭き残ってしまうと、そのままずっと残り続けてしまいますが、石けんは中和されるとはたらきをやめてしまいます。
たとえばフローリング掃除で拭き残しがあったとしても、裸足で歩いていれば足の裏の皮脂で中和されて、やがて無害なものになってくれるんです!
水石けん「シャボンの泡」のデメリット
① 希釈液をつくる手間がかかる
「シャボンの泡」はどうしても、空のスプレーボトルに原液と水道水を入れる、という手間がかかってしまいます。
ボトルのキャップにメモリがついていて、できるだけカンタンに作れるようにはなっているのですが……それでもそのまま使える洗剤と比べてしまうと、やっぱり手間ですよね。
② 界面活性剤の濃度が低い
水で薄めると、界面活性剤の濃度が低くなってしまいます。
皮脂汚れなら十分ですが、キッチンの油汚れとなると物足りないかもしれません。
ひどい油汚れを落とすときは、水で薄めないで原液のまま使ったほうがよさそうですね。
③ 素材によっては傷んでしまうリスクがある
「シャボンの泡」は、希釈液でもアルカリ性です。
アルカリ電解水ほど強くありませんが、アルミやワックスなどアルカリに弱い素材は、傷んでしまうかもしれませんので気をつけましょう。
まとめ
ということで今回は、拭き掃除用洗剤4種類のメリット・デメリットをお話しました!
どんな洗剤にもメリットとデメリットがあります。
ライフスタイルやお掃除で大事にしたいことによって、ぴったりの洗剤は違ってきますね。
みなさんの洗剤選びの参考になれば嬉しいです!
きょうお話したことも、早速弟のたくみにも教えてこようかなと思います!
それではここまで見てくださりありがとうございました。またお会いしましょう~♪