【ゴシゴシ不要】花王(kao)「トイレハイター」でバスチェアの石鹸カスや黒カビを落とす掃除術!【掃除術】
こんにちは!のぞみです。
今回はこちらの…、
花王(kao)の「トイレハイター」を使ってバスチェアのお掃除をしていこうと思います!
お風呂の椅子にトイレ用の洗剤を使う理由や、肝心な掃除方法などについてしっかりまとめますので、是非最後までお読みになってください♪
因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
どうしてトイレハイター?
初めにお風呂の椅子にトイレ用の洗剤であるトイレハイターを使う理由について解説します
汚れと洗浄成分から
まず注目すべきは落としたい汚れの種類です
バスチェアの汚れ具合は…、
このようになっており、主な汚れは4つだと考えられます
その4つの汚れとは…、
・皮脂汚れ
・酸性石鹸
・ヌメリ
・カビ
となっています
このうち皮脂汚れと酸性石鹸はどちらも酸性の汚れであり、界面活性剤とアルカリに弱いです
またヌメリとカビは生き物汚れであるため、塩素系に弱いという特徴があります
そしてトイレハイターの裏面には…、
・界面活性剤(アルキルアミンオキシド)
・水酸化ナトリウム(1%)
・次亜塩素酸塩
という成分表示がされています
界面活性剤は文字の通りであり、水酸化ナトリウムは1%でもかなりアルカリによる強アルカリの成分です
そして次亜塩素酸とは、トイレハイターが塩素系漂白剤たる所以でもある塩素剤です
よってトイレハイターには今回落としたい汚れをピンポイントで落とせる成分が全て配合されているということになりますね!
ジェルタイプであること
トイレハイターが今回のバスチェア掃除に使えることはわかりました
しかし実は界面活性剤とアルカリ剤の入った塩素系漂白剤はトイレハイターの他にも様々あります
例えば「カビキラー」や「強力カビハイター」、「キッチンハイター」などのカビとり剤が考えられますね
しかしこれらの泡スプレータイプやボトル(液状)タイプとは違い、トイレハイターは粘性の高いジェルタイプの塩素系漂白剤です
よって今回のように形が少々いびつなバスチェア掃除の際は、泡や液とよりも汚れに密着して、しっかり綺麗にしてくれるトイレハイターの方が適役となります!
実践!トイレハイターでバスチェア掃除
ここからは実際にトイレハイターを使ったバスチェア掃除の方法を紹介します!
まず塩素系漂白剤を使うので換気と手袋の装着をしっかり行ってから、掃除を始めます
次にトイレハイターを直接バスチェアに…、
適量出したら、すぐに手袋をはめた手で塗り広げていきます!
出した直後の洗浄ジェルが固まっている状態だと、重さで垂れやすいので、できるだけ早急に塗り広げてしまいましょう♪
一通り塗り広げが終わったら、10分ほど放置したのち、その後はすぐ洗い流さずに一旦汚れが残っていないか確認しましょう!
仮に汚れが残っていた場合は、手袋をはめた手やブラシ等で軽く擦って落とすとよいです
放置洗浄によって汚れも柔らかくなっているので、簡単に落ちてくれると思われます♪
最後にシャワーですすいでから、水気をクロスで拭きとってお掃除終了です
結果的には…、
このように元々あった黒い汚れや皮脂汚れも綺麗に落ち、ピカピカになりました!
備考集
用途外の使い方
今回使用したトイレハイターですが、その名の通り本来はトイレ用の洗剤です
先述した通り理論的にはバスチェア掃除に最適な洗剤の1つだと思われますが、メーカーである花王はこの使い方をよしとはしていないでしょう
よってもし今回紹介した方法を実施する場合は、自己責任でお願いいたしますm(__)m
プラスチックに塩素系
塩素系漂白剤の短所として、成分が強すぎるがゆえに素材へのダメージが懸念されることがあります
今回掃除したバスチェアはプラスチック製でしたが、素朴な疑問としてプラスチック製のものに塩素系漂白剤を使ってもよかったのでしょうか?
結論から言うと今回は問題なかったですが、一応注意はしておくべきだと思われます
まず今回は大丈夫だという理由ですが、それはトイレハイターの容器に理由が隠されています
というのもトイレハイターの容器は透明なキャップがPP(ポリプレピレン)で…、
ボトル本体や上記の画像にある赤いノズル部分はPE(ポリエチレン)です
またバスチェアの素材もPPあるいはPEだったため、容器と同じ原材料のものに塩素を使っただけであるため悪影響は出ませんでした
しかしプラスチックの他の種類のものに関しては、長く塩素剤が密着すると塩素焼けという変色・腐食を起こす可能性もあるので、予め洗うものの素材を確認しておきましょう
まとめ
いかがでしたか?
今回はトイレハイターを使ったバスチェアの掃除方法についてご紹介してきました!
製品名に「トイレ」と書いてあるからといって、絶対にトイレにしか使えないかというとそうでもない場合があるのです!
実際塩素系漂白剤は開封せずとも時間経過で中の塩素成分が飛んでいってしまうため、多くの種類を買いだめしておくのはあまり得策ではありません
今回紹介したような他の場所への転用ができたら、とてもお得に掃除ができて一石二鳥ですね♪
あとこれは私事なのですが、最近「のぞみのお掃除講座」と題して掃除に関する色々な内容をお届けするYouTubeチャンネルを開設いたしました!
もしよろしければこちらの方もチャンネル登録、動画視聴のほどよろしくお願いいたしますm(__)m
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪