【弱点克服】ウタマロクリーナーの洗浄力をパワーUPさせる裏技4つ!【掃除術】
こんにちは!のぞみです。
今回は東邦の「ウタマロクリーナー」に関する記事です!
このパッケージに「家中おそうじこれ1本」と記載があるように、ウタマロクリーナーは住宅用のマルチクリーナーとして親しまれています
しかし皆さんはウタマロクリーナーに対して、少々物足りなかったり、使いにくいなと感じたりする点はありませんか?
今回はそのようなウタマロクリーナーの弱点を分析し、それを克服できる使い方まで紹介したいと思います!
因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
ウタマロクリーナーの弱点
初めにウタマロクリーナーの具体的な弱点について紹介します!
器用貧乏
先述した通り、ウタマロクリーナーは家中の汚れ落としに使えると銘打たれたマルチクリーナーです
しかし黒カビに塩素系漂白剤、水垢に酸性洗剤といったような専門性を兼ね備えてはいません
よって他の特定の汚れ落としに特化した洗剤に比べると、汚れ落ちがいまいちで結局は他の洗剤を使わないと落とせない汚れや、落とすのに時間がかかってしまう場合などが起こりえるのです
洗剤残り
次はウタマロクリーナーに配合されている界面活性剤の濃度についてです!
ウタマロクリーナーの裏面には…、
・界面活性剤(5% アルキルベタイン)
・水軟化剤
・安定化剤
という成分表示があります
ではこの界面活性剤5%というのはどれくらいの数値なのでしょうか?
これは拭き掃除に使う場合はかなり濃いものだと思われます
実際同じく拭き掃除用の洗剤である花王(kao)の「ホームリセット(HOME RESET)」の界面活性剤濃度は0.4%です
以前ウタマロクリーナーとホームリセットを床の拭き掃除に使った際の洗剤残りについて比較してみたこともあるので、ご興味あったらそちらの記事もお読みくださいm(__)m
なおお風呂掃除やキッチンの油汚れを落とす際は5%という濃度がちょうどよいので、一概にデメリットではないです
しかし床の拭き掃除に使う際は何かしらの工夫を凝らした方がよいでしょう
ウタマロクリーナーの弱点克服!
ではここから、題名にもあるようにウタマロクリーナーの弱点を克服し、洗浄力をアップさせる裏技を4つ紹介します!
薄めて使う
まずは床掃除をする際の使い方です
先述した通り床を拭き掃除する場合、ウタマロクリーナーの界面活性剤濃度は濃いため、これを薄めて使うとよいでしょう!
ではどのくらい薄めればよいのかというと、10倍希釈が基本です!
実際洗剤残りがあまり気にならないホームリセットの界面活性剤濃度は0.4%で、ウタマロクリーナーの10倍希釈ほどの割合ですよね
そこで90gの水が入った桶にウタマロクリーナーを…、
このように直接10回分プッシュして混ぜて作った洗浄液で床拭きをしてみましょう♪
1プッシュが約1gなので、10プッシュで10g分のウタマロクリーナーが投入でき、ちょうど10倍希釈になりますね
ただしウタマロクリーナーを薄めると中に入っている防腐剤も薄まるため、基本的には使い切る量だけ混ぜるようにしましょう
アルカリ剤と混ぜる
床掃除の際薄めて使うのなら、初めから濃度の薄いホームリセットを買えばいいのではないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう
しかし先述したようにウタマロクリーナーの界面活性剤5%という数値は、お風呂掃除やキッチン掃除の際は丁度良い濃度です
ただ例えばキッチンの油汚れを落としたいという場合、界面活性剤だけではあまり汚れ落ちが物足りないです
やはり専門性がない分、ここも弱点となっていますね…
そこでキッチンの油汚れをしっかり落とすために、アルカリ剤を配合してみるのはいかがでしょう?
例えばキッチンのレンジ周りの壁面についた油汚れを落としたいのなら…、
20プッシュ程度のウタマロクリーナーにセスキ炭酸ソーダを1つまみ入れて混ぜましょう
これでアルカリ性のウタマロクリーナーが完成します
なおセスキ炭酸ソーダでなくても、炭酸ソーダやアルカリ電解水などを入れればよりアルカリ度が上がります
ただし重曹の場合はあまりpHが高まらないのでおすすめしません…
もちろん入れるアルカリ剤だけでなく、ウタマロクリーナーのプッシュ数も掃除場所や汚れ具合によって臨機応変に変えるとよいでしょう
クエン酸と混ぜる
次はウタマロクリーナーをお風呂掃除に使う場合のアレンジ方法です!
端的に言うとクエン酸を混ぜ合わせるとよいでしょう♪
お風呂には水垢や、石鹸が水道水のミネラル分と反応してできる金属石鹸がはびこっています
これらの汚れはアルカリ性の汚れであるため、酸性のクエン酸で中和して落とすのが利口です
例えばバスタブの内側だけ掃除したいという場合には…、
ウタマロクリーナーを10プッシュ桶に出して、ここへクエン酸を1つまみ加えて混ぜましょう
これで酸性ウタマロクリーナーの完成です♪
なおお風呂掃除でも、水垢や金属石鹸はあまりなく、皮脂汚れなどがひどいという場合には、先ほど紹介したアルカリ性のウタマロクリーナーを使うとよいです
皮脂汚れは酸性の汚れであるため、アルカリ性のウタマロクリーナーが鹸化してしっかり落としてくれるでしょう♪
トイレの拭き掃除にも!
最後にトイレ拭き掃除に使えるウタマロクリーナーのアレンジ方法を紹介します!
まず拭き掃除ですのでウタマロクリーナーを10倍に薄めて使いましょう
かつトイレには尿が元でできるアルカリ性の汚れや臭いが多いため、追加でクエン酸を入れるとこれらの汚れ落とし・消臭に繋がります!
まとめると90gの水に、ウタマロクリーナー10プッシュとクエン酸を1つまみ入れて混ぜ、拭き掃除に使ってみましょう♪
まとめ
いかがでしたか?
今回は東邦のウタマロクリーナーを用途別に最適アレンジして掃除に役立てる方法について紹介してきました!
なおこれらの掃除を行う場合、注意点が2つあります!
1つ目は先述した通り、基本的に使い切れる量だけ作るという点(理由は先ほど紹介したのでここでは割愛)
2つ目は洗剤の混合は自己責任でやっていただくという点
ウタマロクリーナーを作っている東邦は、今回紹介したような他の洗浄剤と混ぜて使う方法をよしとはしていないでしょうから、そこは了承したうえで掃除をしましょう!
あとこれは私事なのですが、最近「のぞみのお掃除講座」と題して掃除に関する色々な内容をお届けするYouTubeチャンネルを開設いたしました!
もしよろしければこちらの方もチャンネル登録、動画視聴のほどよろしくお願いいたしますm(__)m
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪