掃除

【お手軽&低コスト】クエン酸でステンレス鍋の水垢・くすみを取る方法

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

こちらはわたしが普段使っている無印良品のステンレスのお鍋です。

右側の小さい方のお鍋は、一人分のスープを作ったり、インスタントラーメンを作るときにちょうどいいサイズなんです。

ラーメンはそのまま器としても使えるサイズなので、使い勝手がいいんですよね~!

左側の大きい方のお鍋は、お鍋パーティーをするときや、湯豆腐のときに使っているお鍋です。

どちらもお気に入りのお鍋なのですが、ご覧の通り……全体的にモヤっとした白いくすみ汚れが目立ってきました。

特に大きい方のお鍋は、汚れが目立ちますよね。

なので今回は、お鍋の内側についている、白くモヤモヤとしたくすみ汚れをキレイにしていこうと思います♪

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

お鍋のモヤモヤを落とす方法

ステンレス鍋についている白いモヤモヤを落とすのに、使うものは「クエン酸」です。

白いモヤモヤ汚れの原因は、水垢で間違いないと思います。

水垢はアルカリ性の汚れですので、酸性のクエン酸を使って落とすことができるんです!

クエン酸以外にも酸性洗浄剤はあるのですが、まずはクエン酸でお掃除をしてみます。

クエン酸は酸性度がマイルドで安全性が高く、素材を傷めてしまうリスクもそこまで高くありません。

それにクエン酸はわりとどこのお店でも購入することができますし、お値段も高くありませんよね。

なのでまずはクエン酸を試して、それで落ちなければクエン酸よりも酸性度の強いもので試す!という順番で進めていこうと思います。

でもできればクエン酸だけで落ちてくれれば嬉しいですね……!

クエン酸水の作り方

まずはクエン酸水を作ります。

いつものお掃除ではスプレーボトルにクエン酸水を入れて使うのですが、今回はお鍋のお掃除ですので、そのままお鍋を使ってクエン酸水を作ってしまいましょう!

クエン酸水の基本的な作り方は「40倍希釈」です。

今回はわかりやすく、200グラムのクエン酸水を作りますね。

2つのお鍋を洗うのに、200グラムのクエン酸水は少し多いかもしれませんが……。

キッチンスケールの上に、お鍋を乗せてメモリを0に合わせます。

5グラムのクエン酸をいれます。

そしてメモリが200グラムになるまでお水を入れます。

水がちょっと多く、合計200.5グラムになってしまったのですが、これくらいなら大丈夫でしょう!

ちなみに今回は、水ではなく「お湯」を入れました。

クエン酸は水よりもお湯の方がなんか溶けやすいんですよね!

さらに水よりもお湯の方が、早く汚れが落ちてくれるような感じがします。

汚れが落ちやすい理由はよくわからないのですが……もしわかる方がいらっしゃったら教えてください!

あとは溶けるまでかき混ぜます。

クエン酸が溶けたら、40倍希釈のクエン酸水が出来上がりました!

クエン酸でお鍋のくすみを落としてみる

出来たクエン酸水を、大きい方のお鍋にも入れていきましょう。

あとはしばらく放置して、くすみが取れるのを待ちます。

もちろんこのまま放置してもいいのですが……今回は早く落としたいのでスポンジでこすり洗いをしたいと思います。

使うのは「超人たわしZ」という研磨用のスポンジです!

「超人たわしZ」でくすみがある場所をこすっていきます。

お鍋の内側が磨き終わったら、裏側も磨いていきます。

本当はこのつけ置きやこする作業は、汚れないようにシンクのなかでやったほうがいいのですが……今回は撮影のためにワークトップで行っています。

一通り磨き終えましたので、水ですすいで、汚れの落ち具合を見ていきましょう!

クエン酸を使った後のくすみの様子は……?

お鍋の内側に入れていたクエン酸を流して、水で軽く洗い、水気をふき取ってきました。

くすみの落ち具合は……いかがでしょうか!?

どちらのお鍋も、新品のようにピカピカです。

大きな方のお鍋は汚れが特にひどかったのですが、白いモヤモヤがきれいに落とせていますね!

ビフォーの写真と見比べてみると、違いが明らかです。

裏面はそこまで汚れていなかったのでわかりにくいかもしれませんが……内側ははっきりとわかりますね!

というように、クエン酸水を使うことで、ステンレスのお鍋についたくすみ汚れがキレイに落とせました~♪

今回のお掃除のポイント

今回はクエン酸を使って、ステンレス鍋のくすみを取る方法をご紹介しました。

クエン酸は酸性洗浄剤ですが、酸性度はそこまで強くありません。

なので「つけ置き」か「こすり洗い」を加えてあげるといいですね。

クエン酸40倍希釈液をすぐに洗い流すのではなく、しばらくつけ置きしておく、もしくは今回の手順のように、かためのスポンジでこすり洗いをしてあげるとよいですね!

もちろんつけ置きとスポンジ洗いの両方をしてもかまいませんよ~!

ですが、それでも落ちないくらい、ガンコな水垢・くすみがついているときもあるかもしれません。

そのときは、クエン酸よりも酸性度が高い洗浄剤を使ってあげましょう!

クエン酸はお鍋のヤケも取れる!?

今回は水垢が原因のくすみを落としていきました。

ですがクエン酸は、ステンレスお鍋の「ヤケ」も落とすことができます。

ヤケとは熱が加わって茶色く変色してしまうものです。

ただしヤケについては、弱い酸性度ではそれほど落ちてくれません。

しっかりと、ラク~にヤケを取りたいというときは、クエン酸よりももっと酸性度が強いものを使ったほうがいいですね!

具体的には「茂木和哉トイレ尿石落としジェル」がおすすめです。

用途としてはトイレ用となってしまうので、ちょっと使いたくないなぁ……と言う方もいらっしゃるかもしれませんが……。

「茂木和哉トイレ尿石落としジェル」はパッケージに「混ぜるな危険」と書かれているように、クエン酸よりもずっと酸性度が高いものです。

酸性度が高いので、くすみはもちろん、ヤケもすぐに落ちてくれますよ!

以前茂木さんが、「茂木和哉トイレ尿石落としジェル」を使ってお鍋のヤケを落としていました。

ご興味のある方は、ぜひ動画をご覧くださいね♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はステンレスのお鍋についた、白いモヤモヤを落とす方法をご紹介いたしました。

あのモヤモヤって、水垢が原因だったんですね……!

汚れの原因がわかれば、どうやって落とせばいいかもすぐにわかりますね。

お鍋についている汚れが気になっていた方、是非お試しください!

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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