【必見!】茂木流 お風呂掃除をより快適にする豆知識集!【掃除術】
こんにちは!のぞみです。
今回はお風呂掃除に関する豆知識をいくつか紹介していこうと思います!
具体的には…、
・お風呂用の自作洗剤を作るときの注意点
・バスタブのオキシ漬けによる変色の復旧方法
・石鹸カスを落としやすいベストな掃除タイミング
についてまとめていく予定です♪
因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
お湯と水の使い分け
先日以下のような記事を上げさせていただきました
内容は題名の通り、簡単にできるお風呂の掃除術について取り上げたものとなっています
そしてこの記事内でクエン酸を使った自作洗剤を紹介しました
このクエン酸で作った酸性自作洗剤はとても優秀で、石鹸カスや皮脂汚れはもちろん、軽度の水垢にまで効果のある万能洗剤です♪
因みにこの自作洗剤は…、
・クエン酸
・合成洗剤
・お湯
を混ぜて作成します
この中で今回フォーカスしたいのは、「お湯」です
どうして水ではなくお湯を加えるのか、ということをしっかりご説明したいと思います
自作洗剤にはお湯を使う理由
先述した通り、クエン酸を使った自作洗剤はお風呂掃除においてとても頼りになります!
その性能のほとんどはクエン酸の酸性度と合成洗剤に含まれる界面活性剤から成り立っています
ただしお湯を使うのにももちろん理由があって、それが…、
・クエン酸が溶けやすいから
・熱の働きで皮脂汚れが落ちやすくなるから
という2つの点です!
まずクエン酸が溶けやすいことについてですが、これは単純に温かい方がクエン酸の溶解度が高くなり、しっかり混ざりやすくなるというメリットがあります♪
また温かいと、掃除の際皮脂汚れを柔らかくなるため、より落としやすくなります
ただクエン酸の溶解に関しては時間をかければ混ざりますし、皮脂汚れも界面活性剤で大抵は落とせるのでそこまで気にしなくてもよいかもしれません
ということで「できれば50~60度のお湯を使った方が落ちやすいよ」くらいに思っていただければ幸いです
逆熱すぎるとスプレー容器が持ちにくくなるので、このくらいの温度がちょうどいいでしょうね
お湯を使わない方がいい場合
先程「できれば50~60度のお湯を使った方が落ちやすいよ」というような形でまとめましたが、実は例外的にお湯ではなく水を使った方がいい場合があります
それが塩素系漂白剤を使うときです
塩素系漂白剤を他洗剤と混ぜることはあまりないと思いますが、水で薄めて使うことはよくあるでしょう
しかしこの際、温かい方が溶けやすいし皮脂も落ちやすいから、といってお湯を使うと効き目が悪くなります
何故かというと、塩素は熱に弱く、すぐに分解されてしまうからです
なので塩素系漂白剤と水を併用する際は、お湯を使わないようにしましょう
オキシ漬けによる変色の復旧
バスタブ内部や風呂釜洗浄のために、バスタブにはったお湯の中に粉状の酸素系漂白剤を混ぜて掃除をしたことがある方も多いでしょう
(画像引用:「オキシクリーンスタンダードマルチタイプ 500g/1500g|オキシ漬けで人気!酸素系漂白剤【オキシクリーン(OxiClean)】公式サイト(株式会社グラフィコ)」2022年1月28日確認)
しかしこのオキシ漬けによって、タスタブが変色してしまったという経験はありませんか?
変色への対処法
粉タイプの酸素系漂白剤により変色してしまったバスタブ
特に樹脂製のバスタブの場合、黄ばみというか、赤みがかったというか、そのような暖色系の変色が出てしまうことがありますね…
これはしっかりお湯に溶けなかった酸素系漂白剤の塊が原因で起きることがほとんどです
粉の酸素系漂白剤は溶かした瞬間から酸素が発生してしまうため、予めしっかり混ぜるとその分洗浄力が下がってしまいます…
なので敢えてあまりしっかり混ぜることなくオキシ漬けを開始する方も多いことでしょう
ただこの場合、だまになった酸素系漂白剤の塊が局所的にバスタブの一部に接触し続けて、結果変色を起こしかねないのです
しかしこれを復旧する方法はちゃんと存在します!
具体的には、茂木和哉シリーズの「なまはげ お風呂用」で対処するのがよいでしょう
こちらは普段のお風呂掃除にも使える、酸性のバスクリーナーとなっています
なお変色の復旧方法についてですが、このなまはげを変色箇所にスプレーして、15分ほど放置すれば大抵復旧します
仮に15分では元に戻らなくても、追加でもう何分か放置すれば完全に変色は消えるでしょう
オキシ漬けの落とし穴
ここからはオキシ漬けの変色について、もう少し深堀した内容をお届けします
オキシ漬けによる弊害といえば、やはりアルミ製品が劣化することがかなり有名です
例えばお風呂でいえば換気扇、他にはシロッコファンの内部の羽などがアルミで出来ている場合、ついうっかりオキシ漬けをしてしまうと劣化は免れません
因みに粉タイプの酸素系漂白剤として有名な花王(kao)の「キュキュット つけ置き粉末」という商品があります
(画像引用:「花王|製品カタログ|キュキュット つけおき粉末 [本体]」2022年1月28日確認)
この酸素系漂白剤のパッケージの裏には「アルミ製品は変色の恐れがあるので、2時間以上つけない。」という注意書きがされています
しかし逆にいうと2時間までならオキシ漬けをしても大丈夫なようにも思えます
ただこの洗浄剤の旧パッケージ版である「ワイドマジックリン」という酸素系漂白剤で、実際にアルミ製品のオキシ漬けをやってみましたが、やはりだめでしたね…
完全に全体が変色してはいなかったものの、粉が触れていたらしき部分は完全に色が変わって、全体的に劣化したのがよくわかりました
もちろんファンという直接目に触れづらい場所の変色であり、換気扇としての性能が落ちるほどの劣化ではないですが、気になる方は使わない方がよいでしょう
バスタブ掃除のベストタイミング
最後にバスタブ掃除のタイミングに関するお話を紹介しようと思います
皆さんは普段のバスタブ掃除をいつ行っていますか?
実はバスタブ掃除にはベストタイミングというものがあり、それは「入浴直後」です!
何故かというと、入浴直後だとバスタブが熱をもっており、かつ湿っているからです
自作洗剤に関する内容で触れた通り、普段のお風呂掃除で落としたい汚れの筆頭である皮脂は、熱によって柔らかくなります
また全体的にバスタブが湿っていれば、その分汚れも柔らかいので落ちやすいです
逆にいうと翌日など、時間が経ってからではタスタブも冷めてしまって汚れが硬くなり、若干ですが落としにくくなります
これにより使う洗剤の量も増えて、泡切れの悪さが目立ったり、コスパが悪くなったりなどの悪影響が出るかもしれません
よってできることなら、入浴後すぐにバスタブ掃除をしておくと、楽で効率のいいお掃除ができるということですね♪
まとめ
いかがでしたか?
今回はお風呂掃除に関する豆知識集ということで、様々な内容を紹介してきました!
特に自作洗剤やバスタブ掃除の内容を紹介した際に触れた「温かい方が汚れ落ちはいい」というのは、大体の洗剤や掃除において当てはまるので、頭に入れておくとよいでしょう
皆さんのお風呂掃除がより快適になる手助けになれたら嬉しいです♪
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪