【注意喚起&追加情報】浄化槽と塩素系漂白剤の関係&キッチン周りのコゲ落としについて【掃除術】
こんにちは!のぞみです。
今回は以前私が書いた3つの記事に関して、追加情報をいくつか紹介していこうと思います!
それぞれの内容に関して、より詳細な情報をまとめていくので、是非元の記事や動画を見てから本記事を読んでいただけると幸いですm(__)m
因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
浄化槽と塩素系漂白剤
まずは以下の記事に関する追加情報を紹介していこうと思います!
こちらの記事は強力カビハイター、つまり塩素系の漂白剤を使ったトイレ掃除について紹介したものです
しかしここで取り上げられなかった注意点がありますので、今回はそれを紹介いたします
汚水の処理方法
皆さんはトイレで流した汚水がどのように処理されているかをご存じですか?
その処理方法は基本的に3つあり…、
・下水処理場での処理
・集落排水で処理
・浄化槽で処理
のいずれかでしょう
しかしこのうち浄化槽を採用している場合には、塩素系漂白剤の取り扱いに注意する必要があります
簡単に浄化槽について説明しておくと、浄化槽には合併浄化槽と単独浄化槽の2種類があります
このうち合併浄化槽はその家から出る汚水すべてを処理するもので、単独浄化槽は家の中の一部のエリアや部屋から出る汚水のみを処理するものとなっています
いまは前者の合併浄化槽の方が主流ですね
ではその合併浄化槽がどのような仕組みになっているのかというと…、
上記の画像のようになっていることが大半です
(画像引用:「合併処理浄化槽の仕組み」2022年1月27日確認)
簡単にいうと、目の細かさが違うろ材2枚である程度ろ過した汚水を、接触材にいる微生物の分解作用によってより綺麗にしてもらい、最後に消毒層で薬品処理するという流れです
塩素系漂白剤が浄化槽に及ぼす影響
ろ材や微生物、薬品によって汚水を処理する浄化槽
しかしここで問題となってくるのは、塩素系漂白剤を使った場合、接触材にいる微生物が死んでしまうことです
微生物が死んでしまうと汚水の生物分解がされなくなるため、臭いや菌が発生しやすくなりますね…
よって浄化槽を採用しているご家庭では、家の中で塩素系漂白剤を使うことは避けた方がよいかもしれません
特に合併浄化槽の場合はトイレに限らず、キッチンの排水口やお風呂掃除、代物衣類の漂白においても塩素系を使わない方がよいでしょう
ただしどうしても塩素系漂白剤を使いたい場合もあるでしょう
その時はメンテナンスを担当している業者に直接確認してみてくださいm(__)m
絶対に使わないでください、と言われてしまうかもしれませんが、もしかすると使用に関して十分注意すれば使ってもよい、という場合もあるでしょう
キッチン周りのコゲ落とし
次は以下の記事に関する追加情報です
ラップとクレンザーの相性
ステンレス鍋についたコゲ汚れってかなり厄介ですよね
しかし落とす方法はあり、それがラップとクレンザーによる研磨洗浄です!
クレンザーの中の研磨剤を、逃げないようにしっかり鍋のコゲに擦りつけるラップが相性抜群!
具体的には適量のクレンザーを鍋に出し…、
このように細かく畳んだラップで磨いていくというのがおすすめです♪
ただしクレンザー内の研磨剤の硬さや大きさによっては、色々と注意しなければならないことがあります
例えば研磨剤が硬すぎたり、大きすぎたりする場合には、ラップで力強く擦ってしまうと鍋に傷がついてしまうことがあるでしょう
またそもそもラップスポンジを使うという時点で、他のスポンジよりは傷がつくリスクが高くなるということも理解しておくべきです!
しかし重曹クレンザーなど、研磨剤にする成分が柔らかいものを使うと、ラップスポンジで磨いたとしてもなかなかコゲが落ちないこともあります
他にもテフロン加工されている鍋の内側や側面に使うと加工が剝がれてしまいます
またアルミ鍋の場合は、ステンレス鍋よりも柔らかいため傷がつきやすいです
このようにクレンザーを使う場合は、傷に関する心配をしておく必要があるでしょうね
ただ場合によっては多少傷がついてもいいから綺麗にしたいということもあるでしょうし、ご判断はお任せしますm(__)m
グリルに自作の研磨スポンジ
キッチン周りでコゲ汚れが気になるのは、何もフライパンだけではありません
例えばグリルの中は、気づくとかなり黒ずんでいることが多いですよね…
しかしグリルの中はかなり入り組んでいて、普通のスポンジやたわしではそもそも届かない汚れも多いでしょう
そんな時に役立つのが…、
このカットした研磨スポンジを割り箸の先端に括り付けた自作のスポンジです!
なお画像内では3Mの研磨スポンジ「7447」を使っています
目が粗く硬いスポンジなので、コゲ汚れ落としにうってつけです!
ただし元のスポンジだけではグリルの奥に届かないため、割り箸と組み合わせてより使いやすくしているといった具合ですね
(なおこれでも届かない場合は、割り箸を2本連結させてさらに長くしたり、割り箸より長い棒を使ったりするとよいでしょう)
また掃除の方法は、まず長いヘラで表面にあるコゲをこそげ落としてから、次に自作研磨スポンジにアルカリ電解水をつけてゴシゴシ擦っていきましょう
もし洗浄力を高めたい場合はアルカリ電解水に水石鹼を加えることをおすすめしますが、結局コゲ汚れは物理的な洗浄でないと落ちないので、重要なのは研磨スポンジです
ある程度擦り終わったら、最後にペーパータオルなどで拭いてお掃除終了です
力加減によっては傷がつくこともありますが、グリル内の傷はあまり目立たないので、気にならない場合はあまり注意しなくてもよいかもしれません
詳しくは以下の「【これで解決】茂木流 入り組んだコンロの排気口内の焦付きと油汚れを落とす方法!【掃除術】」をご参照くださいm(__)m
同じような手順でグリル内の掃除も行えます
まとめ
いかがでしたか?
今回は浄化槽と塩素系漂白剤の関係や、キッチン周りのコゲ落としについて、追加情報をいくつか紹介してきました
なお今回のような追加情報は、それぞれの元記事にある「参考動画」のコメント欄に寄せられた質問が元になっている場合が多いです
なので皆さんも私の記事や、茂木さんの動画に対して疑問がある方は、是非動画のコメント欄の方に質問をお寄せくださいm(__)m
(最近の動画にコメントしていただけた方が反応しやすいと思います)
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪