洗剤講座

【オシャレ着用】話題の洗濯洗剤「ラボン(LAVONS)」を掃除のプロが分かりやすく解説!【商品紹介】

suura
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

皆さんはラボンという洗濯洗剤をご存じですか?
これは株式会社ストーリアというところが出しているオシャレ着用の洗濯洗剤ですが、最近若い女性の間で密かに人気となっています!

そこで今回は話題のオシャレ着用洗剤「ラボン」について、掃除のプロである茂木さんの意見を参考にしつつ、その洗浄力などをまとめていこうと思います!

因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓

なおラボンにはいくつかのシリーズがありますが、本記事では柔軟剤入りの「ラボン洗剤」と「シャレボン」というオシャレ着用の洗濯洗剤についてフォーカスしていきます

ラボン洗剤(柔軟剤入り)

初めに取り上げるのは柔軟剤入りのラボン洗剤です
これがスタンダードタイプとなっています!

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ラボン(Lavons)
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一応香り別で「ラグジュアリーリラックス」「シャイニームーン」「スウィートフローラル」の3種類がありますが、名前だけだとよくわかりませんね…
(上記のリンクは「ラグジュアリーリラックス」)

ではこのタイプについてその特徴や成分を見ていきましょう♪

3つの特徴

まず公式サイトによるとラボン洗剤には3つの大きな特徴があるそうです
それは…、
抗菌力パワーアップ 48時間抗菌
すすぎ1回で節水&時短
バイオ酵素配合 しっかり汚れ落ち
という3点です

ここで気になるのはこの3つの特徴の記載順番です
普通洗剤の売り文句で書きたいものといえば、1番最初に洗浄力の高さが来て、次に抗菌や節約のことが続くイメージですよね
しかしこのラボン洗剤の特徴を読み解くに、洗浄力に関しては3番目の優先度となっています

これは花王、LION、P&Gという洗濯洗剤業界における大手3社との差別化が目的ではないか、と茂木さんがおっしゃっています
やはりこの3社に洗浄力という部分で太刀打ちするのは厳しいため、それ以外の部分でシェアを獲得するべくラボン洗剤は作られたのでしょう

液性や成分について

では次に液性や成分について見ていきましょう

ラボン洗剤は弱アルカリ性であり、成分としては…、
界面活性剤(16% 高級アルコール系(非イオン)、ポリオキシアルキレンアルキルアミン)
香料
安定化剤
抗菌剤
柔軟成分
酵素
が入っているようです

まず含まれている界面活性剤についてですが、1番多く含まれている「高級アルコール系(非イオン)」とは「ポリオキシエチレンアルキルエーテル」ではないかな、という推測です
いずれにしても次に記載のある「ポリオキシアルキレンアルキルアミン」も含め、ノニオンの界面活性剤であることは確かなようです
なおノニオンの界面活性剤は洗浄力が低い分肌への刺激も少ないものとなっています


これだけ見ると洗浄力が低いように思えますが、酵素が入っている点や液性が弱アルカリ性であるという点を加味すると、汚れ落ちはそれなりに期待できるものと思われます
ただし育ち盛りで新陳代謝の激しいお子さんや、外仕事が多い旦那さんがいる家庭で使うには物足りない洗浄力でしょう

シャレボン(オシャレ着用)

次に取り上げるのはオシャレ着用のラボン洗剤、通称「シャレボンです

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こちらも一応香り別で「ブルーミングブルー」「シャイニームーン」「フレンチマカロン」「ラグジュアリーリラックス」の4種類があります
(上記のリンクは「ラグジュアリーリラックス」)

ではこのタイプについてその特徴や成分を見ていきましょう♪

4つの特徴

公式サイトによるとシャレボンには4つの大きな特徴があるそうです
それは…、
抗菌効果で部屋干しOK
型キープ&なめらか仕上げ
仕上がりふんわり柔軟剤入り
100%植物由来の洗浄成分
という4点です

先ほど紹介したラボン洗剤にも柔軟成分が入っていたようですが、シャレボンの方では「柔軟剤入り」ということを特徴の欄に記載していますね
何か違いはあるのでしょうか?
またラボン洗剤と同じく抗菌効果が1番上の売り文句に来ているため、やはりここには自信があるようですね

液性や成分について

では次に液性や成分について見ていきましょう

初めに液性ですが、こちらはオシャレ着用であるため中性となっています
そうでないと生地を傷めかねませんからね


そして注目の成分は…、
界面活性剤(19% ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
安定化剤
香料
柔軟成分
抗菌剤
という記載がありました

では先述したラボン洗剤と比較してみましょう
液性以外に大きく違うポイントは、「酵素の有無」、そして「界面活性剤の配合量と順番」でしょうか
液性が中性で、かつオシャレ着用には酵素が入っていないため、これらだけ見ると洗浄力は低いように感じます
しかし界面活性剤の配合量は3%増えています
なのではっきりとしたことはわかりませんが、やはり2つを比べた場合はオシャレ着用の方が洗浄力は低いでしょう

なおオシャレ着用洗濯洗剤といえば花王の「エマール」やLIONの「アクロン」があります

上記の記事で示したように、以前この2つの洗剤について比較分析をしたこともありますが、これらとシャレボンの大きな違いは抗菌剤の有無です

茂木さんは常々、「肌への刺激を気にされる方は普段からオシャレ着用の洗濯洗剤を使って衣類を洗うとよい」とおっしゃっています
もしこれに則る場合は、抗菌剤が入ってない方が肌への刺激が少なくなるため、普段使い用ならエマールやアクロンの方がおすすめかもしれませんね

まとめ

いかがでしたか?
今回は話題のオシャレ着用洗剤「ラボン」について紹介をしてきました!
謳い文句や配合成分に企業としてのマーケティング戦略が垣間見えましたね♪

オシャレなパッケージデザインは単純に心惹かれますし、名前だけだとよくわからない香りもちょっと気になりますよね
もし私と同じく気になったら、このラボンを1度手に取ってみてはいかがでしょう?

ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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