石鹸洗濯愛用者のコメントを一挙紹介!石鹸洗濯のポイント&コツ
こんにちは、のぞみです。
以前YouTubeに「石鹸洗濯で失敗しないための3つのコツ」という動画をあげたところ、実際に石けんでの洗濯をしている方からのコメントをたくさんいただきました!
参考になるコメントばかりだったので、今回は茂木和哉さんと一緒にコメントをご紹介したいと思います!
ちなみに参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です。
また、コメントが届いている「石鹸洗濯で失敗しないための3つのコツ」の動画はこちらをご覧くださいね♪
石鹸洗濯には2種類の石けんを使う!?
それでは早速1つ目のコメントをご紹介していきます。
『茂木さん、いつも楽しくみています!私は石鹸洗濯です。
石鹸洗濯のコツですが、洗濯前によく撹拌することです。10~15分少量のお湯で撹拌します。
その後洗濯をしますが、泡の状態を見て泡が消えてくるようでしたら液体の石けんを追加します。
全自動洗濯機でも蓋がロックがかからない洗濯機なら見れると思います。
1番石鹸洗濯に向いているのは2層式だと思います。
ジーンズやリネン素材のものなら石鹸が残ってしまう場合があります。なので洗濯機選びも重要かと思います。
合成洗剤と違ってすすぎも早いと感じます。参考になれば』とのことです。具体的でとても参考になりますね!
少量のお湯と石けんで濃いめのせっけん液を作って、10分ほど混ぜて泡だてているんですね。
泡立ってから洗濯物を入れて泡立ちが足りなければ液体洗剤を追加する、と。2種類の石けんをつかうとは、かなり使いこなしていますね。
泡の調整用として液体石けんを使うアイデアはとてもいいと思います。
粉石けんと液体石けんとでは、粉石けんのほうがずっとコスパがいいです。
ただし粉石けんは、溶かす手間があったり、溶け残りがしてしまう心配があります。だから最初のほうに、少量のお湯で泡立てて使っているんですね。
しかも洗濯機は二層式を使われているんですね。
「洗濯機選びも重要」というのはまさにそうですね。石鹸洗濯のためにわざわざ二層式洗濯機を買うのは少し大変ですが……。
コメントにもあるように、二層式は途中でフタをあけて泡の状態をみれるので、石けんでの洗濯に向いているといえますね。
全自動洗濯機だと、フタがロックかかってしまって開かない、ということがあります。
ちなみにわたしが取引しているしみ抜き特化のクリーニング屋さんも、二層式の洗濯機を使っていますね。全自動洗濯機よりも、よく汚れが落ちるそうですよ。
石けんをうまく使いこなすコツは?
では2つ目のコメントも読んでいきますね。
『石けんで洗濯できれば洗濯用洗剤の呪縛から解放される!!!
でも実際はなかなか難しいってことですね。
洗濯物の汚れのpHによって石けんに調合が必要ってことで……それに温水でないと石鹸はうまく溶けてくれませんし。水でどうにかしたいものです。』
そうなんですよね。石けんはいろんな条件に影響されてしまいやすく、洗濯に使うのが難しいんです。
石けんの洗浄力に影響するものとして、pH、水の量、水の硬さ、があります。
pHとは酸性・アルカリ性のことですね。皮脂や汗は酸性の汚れです。
スポーツをしていてアンダーシャツやユニフォームに汗をたっぷりとかく、外の仕事で作業服に汗や皮脂がたっぷりとつく、という方もいらっしゃるかと思います。
汗や皮脂の量が多いと、そのぶんpHも酸性に傾いていきます。
石けんはアルカリ性なので酸性の汚れに反応するのですが、皮脂・汗の量が多いとどんどん石けんの洗浄力が落ちていってしまいます。
これは石鹸だけでなく合成洗剤にも言えることなんですがね。アルカリの力で汚れを落とそうとすると、すべてに共通して言えます。
そして石けんは水の量にも影響を受けやすいです。
1つ目のコメントの方は「石けんの泡が消えていったら途中で液体石けんを加える」とありましたね。
石けんは水で薄まりすぎると、洗浄力がぱったりと消えてしまいます。
合成洗剤であれば薄まりすぎても、ぱったりとやめる、ということはありません。意外と粘り強いんですよ。
そして石けんは水の硬さにも影響を受けます。
水の硬さというと、硬水、軟水というものですね。硬水だと石けんはうまく泡立ってくれません。
石けんは使いこなすのが難しいんですね。うまく使うためのコツはありますか?
石けんをうまく使うためには
・固形石けんを使う
・温水を使う
などがありますね。
ただしお湯を使うとなると手間もお金もかかりますよね。
石けんを溶かすときだけでもお湯を使う、とするだけでも、全然泡立ち具合は違うかと思います。
酸素系漂白剤でアルカリ度数が下がる?
それでは3つ目のコメントをご紹介いたします。
『いつも参考にさせてもらっています。そこで洗濯について、ご質問がございます。
洗濯合成洗剤が弱アルカリ性で漂白剤(ワイドハイター)が酸性なのですが、一緒に使用すると液性が変わり、お互いの効果が発揮しなくなりますでしょうか』とのことです。茂木さん、こちらはいかがでしょうか?
これは実際に確認するのも結構難しいかと思うのですが……仰るとおりアルカリ性の洗濯洗剤に酸性のワイドハイターを入れると、やっぱりアルカリ度はさがるでしょうね。
どのくらい下がるのか?まではわかりませんが、理論上はそうなります。
そもそも洗濯洗剤は、中性よりもアルカリ性のほうが洗浄力が高くなります。
ただし洗浄力が落ちたとしても、酸素系漂白剤(ワイドハイター)の酸化漂白力がプラスされます。
なのでトータルでみると、洗浄力は高くなっていると思います。
それでもアルカリ度が下がってしまうのは……と気になるのであれば、炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)、セスキを加えて、下がったぶんのアルカリ度を高くしてあげればいいかと思います。
ただしこれもあまり現実的ではありません。
あまりアルカリ度をあげすぎると、今度は生地が傷んでしまう原因にもなります。
アルカリ度数が上がると洗浄力は高くなるけど、そのぶん傷んでしまいやすくなるんですね。
ちなみに酸素系漂白剤(ワイドハイター)が酸性なのは、なかに酸素が入っているからです。
酸素を安定させるために酸性にしているんです。使うときは液性はそこまで関係ありません。
石鹸洗濯歴10年以上!石鹸洗濯のポイント
最後のコメントをご紹介いたします。
『いつもいろいろ参考にさせてもらってます。ありがとうございます。
で、10年以上まえから炭酸塩入り粉石けんで洗濯をしています。
気を付けていることは、洗濯物を入れる前に、洗濯液を撹拌してアワアワにしておくことです。
二層式洗濯機を使ってしますので、これが楽にできます。縦型を使っているときはちょっと大変でした。
また、できるだけお湯を使うことです。すすぎもできたら。
わたしは3回か4回洗濯液を使いまわしますが、泡が少なくなったら液体の石けんを少し入れます。
石鹸洗濯は手間がかかりますが、汚れ落ちが全然違いますし、部屋干ししても臭いなど一切ありませんので、満足しています。』とのことです。
10年以上石鹸洗濯をされている方からもコメントです。とっても参考になりますね。
洗濯物を入れる前に泡立たせておく、二層式洗濯機を使う、粉石けんと液体石けんを使うなど、一番最初のコメントの方と同じところもありますね。
最初は粉石けんで、しかも炭酸塩入りのを使われていると。ものすごく参考になります。
炭酸塩とはどんなものなのでしょうか?
炭酸塩はアルカリ剤です。石けん自体アルカリですが、よりアルカリ度が高くなります。
皮脂や汗の汚れは酸性で、汚れが多いと石けんの洗浄力が落ちていってしまう、と先ほどお話しましたね。
石けんに炭酸塩が入っていることによって、洗浄力が粘り強くなるんです。
そしてやっぱり、ポイントはお湯なんですね。
「できるだけお湯を使うこと。すすぎもできればお湯がいい」と書かれています。
お湯だと泡立ち具合が全然違います。
10年以上石鹸洗濯をされているということで……かなり石鹸洗濯に慣れている感じがします。個人的にもっと詳しくお話をききたいくらいです。
そして「石鹸は手間がかかりますが、汚れ落ちが全然違いますし、部屋干ししても臭いなど一切ありませんし満足しています」と重要なことを書いてくれていますね。
石けんはクセがありますし、手間もかかるんですが、特性を十分に知っておけばものすごく洗浄力が高いんです。
石けんは洗浄力が弱い、と思っている方もいるんですが、それはうまく使えていないだけです。
うまく特徴をしって、上手に使いこなしていきたいですね♪
まとめ
茂木さん、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
今回は、「石鹸洗濯で失敗しないための3つのコツ」という動画に寄せられたコメントをご紹介いたしました。
石けんでのお洗濯に興味のある方、一度試してみたけれど挫折してしまったという方は、是非参考にしてみてくださいね!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪