【徹底解説】サラヤの洗濯用無添加石鹸「アラウ(arau)」を分かりやすく解説!
こんにちは、のぞみです。
今回はサラヤさんから出ている洗濯用無添加液体石けん「アラウ(arau)」はどんな洗剤なのか、茂木さんと一緒にパッケージや成分をみてみたいと思います!
ちなみに参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です。
「アラウ(arau)」は本当に無添加?
それでは茂木さん、さっそくよろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします。まず一番にみたいのはパッケージに貼ってあるシールですね。
「無添加+天然ハーブの優しさ」「合成界面活性剤 合成香料0」「ほのかな天然ハーブの香り」と書いてあります。
合成香料は入っていないそうですが、天然ハーブの香りはするんですね。
「無添加」をどう考えるかはメーカーそれぞれだと思うんですけれども……天然のハーブであれば添加物に入らない、という考えなのでしょう。
裏面の成分もみていきましょう。
成分は純石けん分(30%脂肪酸カリウム)のみ記載されています。脂肪酸カリウムは液体石鹸の成分ですね、とてもシンプルです。
パッケージにも大きく「無添加せっけん」って書かれていますしね!
そうですね、でもパッケージだけで判断しないで、裏面やホームページの成分もみて判断したほうがいいですよ。
実は「無添加せっけん」の定義は法律で決まっているわけではありません。
それぞれのメーカーがそれぞれの基準で、無添加と言っています。
実際に「アラウ(arau)」には天然ハーブの香料が入っているようですし、それ以外の柔軟成分も気になるところです。
ここについては、後ほど成分を見て詳しくお話しましょう。
……ちなみに、石けんではなく洗濯洗剤なのですが同じように「無添加」とマークがついている「無添加ニューさらさ」についてもご紹介しました。
「無添加」とマークがありましたが、よくみると「蛍光増白剤、漂白剤、着色料が無添加
」という意味で、それ以外の添加物は入っていました。
「無添加ニューさらさ」について興味のある方は、こちらの動画もご覧ください。
石けんであればかならずアルカリ性!
「アラウ(arau)」の液性は弱アルカリ性です。
石けんであれば必ずアルカリ性で、中性や酸性の石けんは存在しません。
合成洗剤には中性や酸性も見かけますが……どうして石けんはアルカリ性だけなんですか?
皮脂汚れなどに触れて中和されると、パッタリとはたらきを辞めてしまうからです。
石けんはアルカリの環境下でしかはたらくことができないんです。
たとえば石けんをつかって身体を洗うときを思い出してください。
人間の体は、弱酸性の皮脂でおおわれています。
石けんで身体を洗っていると、しっかりと泡立てていても途中で泡が消えてなくなる、ということがありますよね。
合成界面活性剤が主成分のボディソープだったら、そんなことはありません。
これは石けんのアルカリが、中和されてはたらきをやめた、という証拠なんです。
洗濯用無添加石けん「アラウ(arau)」5つの特徴
次に「アラウ(arau)」の公式サイトを見てみましょう。
①柔軟剤なしでも、繊維本来のふっくら、吸水性もバッチリ
②植物生まれ、無添加で安心
③合成洗剤に劣らぬ、確かな洗浄力
④使いやすく、溶けやすい液体せっけん
⑤洗いつづけて、繊維本来の色に
とあります。それぞれ1つずつ解説をしていきます。
①柔軟剤なしでも、繊維本来のふっくら、吸水性もバッチリ
これはどうなんでしょうね。
石けんで衣類を洗うと、ものすごくごわついてしまうんです。
でも「アラウ(arau)」はごわつきがなく、ふっくらと仕上がるそうです。
ボトル裏面の成分には石けん成分しかなかったのに、柔軟効果があるものも含まれているのかな……。
たしか家庭用品品質表示法では、1%未満のものは記載しなくてもいい、となっているんでしたっけ?書かれていないので推測になるのですが、気になりますね。
②植物生まれ、無添加で安心
さらに「物性油脂は一切使わず、ヤシ油とパーム油から生まれた、やさしい純植物性せっけん。合成界面活性剤をはじめ、合成香料、着色料、保存料はもちろん、エデト酸塩(金属イオン封鎖剤)や蛍光増白剤、酸化防止剤なども一切無添加なので安心です。」と書いてあります。
合成界面活性剤、合成香料、着色料、保存料、金属イオン封鎖剤、蛍光増白剤、酸化防止剤が無添加、ということなんですね。
たしかに無添加せっけんとしては、非常に優しい成分でつくられているようです。
ただ繰り返しになりますが、石けんにおける無添加とはなんなのか、特に決まりがあるわけではありません。
メーカー任せになっているところです。
ハーブ香料の精油や、柔軟効果はなにによって得られるものなのか、あたりが気になりますね。
③合成洗剤に劣らぬ、確かな洗浄力
これは非常に納得できます。石けんはもともと洗浄力が高いんですよ。
なぜなら石けんはアルカリ性なので、アルカリの働きで皮脂汚れを落としてくれます。
さらに界面活性剤の洗浄力も加わり、アルカリと界面活性剤のダブルのパワーで汚れを落とすことができます。
ただし石けんにはクセがあって、パフォーマンスを十分に発揮できないことが多くあります。
お洗濯を合成洗剤から石けんに変えようとしたけど、難しくて諦めた、という声もよく効きますね……。
使うときは石けんのクセをよく理解する必要があります。
石けんのクセについては、また別の動画でご紹介しているので参考にしてみてください。
④使いやすく、溶けやすい液体せっけん
これも納得できますね。
粉石けんは溶けにくいですから、液体せっけんだと使いやすいのはイメージできます。
⑤洗いつづけて、繊維本来の色に
これは、蛍光増白剤が含まれていない、ということを言い表しているのだと思います。
蛍光増白剤は洗うたびに衣類に上塗りされている、とイメージしてください。
蛍光増白剤は、すすぎをしたあとも衣類に残りつづけることで衣類を白くみせる効果を持ちます。
つまりそれは、繊維本来の白い色ではないんです。
茂木和哉さんからみて「アラウ(arau)」の評価は?
ここまでパッケージや成分をみてきましたが、茂木さんからみて「アラウ(arau)」の評価はいかがでしょうか?
わたしは非常に良い商品だと思います。
1つは変な添加物が入っていないこと。
肌が弱く、肌トラブルにお困りの方、小さなお子さんがいらっしゃる方など、衣類に洗剤が残ってしまうのは気になるますよね。
そんな方にもオススメできる商品です。
そしてなにより、珍しい洗濯用石けんであること。
洗濯用のせっけんをつくっているメーカーはほとんどなくて「アラウ(arau)」は本当にレアな洗剤です。
ドラッグストアにある洗濯洗剤や台所洗剤は、ほとんどが合成洗剤で作られています。
買う人からしたら、選択肢がほとんどないんですよね。
わたしはの台所用の石けんとして「綿雪水石鹸」を作りました。
同じように洗濯洗剤にも、石けんという選択肢があれば良いな、と思います。
お肌が弱い方のなかには、石けんを選びたいという人もいますからね。
たしかに、選択肢が増えるのは嬉しいことですよね。洗剤売り場ももっといろんな種類が並ぶようになればいいですね!
まとめ
茂木さん、ありがとうございました!いかがでしたでしょうか?
今回はサラヤさんから出ている洗濯用無添加石けん「アラウ(arau)」について、茂木さんと一緒に見ていきました。
石けんでお洗濯をしたい、という人にとっては、とても良い洗剤のようですね。
気になる方は、是非チェックしてみてくださいね!
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
またお会いしましょう~♪