【カビ落とし】シリコン素材に生えたガンコな黒カビを確実に落とす方法【カビ除去】
こんにちは!のぞみです。
以前、シンク掃除の中でtower製の水切りネット(水切りカゴ)を掃除することがありました。
▼動画はこちら↓
その時、シリコン製のパーツに一部深くカビの根が入ったままになっていました。
そこで今回は、ハイターを使って、この根深い黒カビをしっかり落としていきたいと思います。
▼今回参考にするのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
汚れの状態をチェック~Before~
まず、黒カビの状態を確認してみます。
このシリコン製のパーツ、黒カビが根深く入ったところはまだ取れていません。
ビニール袋を開けて汚れの状態を見てみましょう。
完全にシリコンの中にカビの根が入ってる状態となっています。
今現時点で、40分ほどカビキラーに浸けている状態なのですが、
実はカビキラーよりもハイターの方が塩素濃度が高いんです。
その濃度の高さは約2倍!
これはハイターに限らず、ボトル入りの漂白剤であればほぼ全て当てはまります。
カビキラーも含めて、スプレータイプのものよりも、
白物漂白用のブリーチの濃度は2倍ほど高いということになります。
なのでハイターの方が黒カビの落ちは期待できるのです。
「ハイターのポリ袋漬け」実践!
それでは実際に落としていきましょう。
①ビニール袋の中にハイターの原液を入れていきます。
カビ汚れがひどい部分に、液がしっかり浸かるようにしましょう。
※本当はマグカップを使ってカビの黒い部分だけにつけようと考えていたのですが、お掃除用のマグカップが手元にないので、今回はポリ袋で浸けていきたいと思います。)
②あとは塩素臭が出ないようにしっかり縛って、暫く放置します。
1点ご注意いただきたいのが、
今回使用したハイターは、1年以上前に購入したものという点です。
そのため、もしかすると経年により塩素濃度が落ちてしまってるかもしれません。
塩素はしばらく放置してるとじわじわと塩素濃度が飛んでいってしまいます。さらには熱にも弱いですし、光にも弱いです。
だから、塩素系の商品のパッケージには、光が入っても分解しにくいように、必ず着色されたボトルが使われるんです。
確かにハイターのボトルは水色、カビキラーも白色に着色されていますね。塩素系って繊細なんですね~。
汚れ落ちをチェック~After~
あれからなんと20時間ほど経過しました。
では見ていきたいと思います。
この通り、きれいになりました。
洗浄前は端のところが特に黒くなっていましたが、残さず綺麗に取れています。
本当は20時間もつける予定ではなかったのですが、仕事など入ってしまい、結果的に20時間経ってしまいました・・・。
ただ、実は朝の段階で袋越しに確認したところ、既に汚れは取れてたので、実質14時間くらいのつけ置きで取れていたことになると思います。
どちらにしても、出来るだけ長時間つける事できれいに落ちるということですね。
また、20時間も長くつけたっていうことで、
シリコン素材が傷んだり縮んだり伸びたりしないかが不安なところもあります。
見た目的には大丈夫そうですが、実際にパーツにつけて確認してみたいと思います。
パーツを全てはめてみました。
伸びたり縮んだりはしてなさそうです。
以上、シリコンのカビを、塩素系で傷めず落とすことができました。
ハイターの使用頻度や、連続つけ置き時間によっても傷みの具合は異なってくる可能性はありますが、恐らく1日ぐらいだったら24時間近くつけても大丈夫だと思われます。
尚、ご自宅で行う際は下記2つのポイントを押さえて実践していただくと良いでしょう。
①出来るだけ長時間つけ置きすること。
②ボトル類の漂白剤を使うこと。
この2つのポイントについては、
以前もお風呂のコーキングに生えた頑固な黒カビを落とす時にご説明させていただきました。
こちらも合わせて参考にしてみて下さい。
▼コーキングに生えた黒カビを確実に落とす方法
まとめ
茂木さん、今回も為になる掃除術をありがとうございました!
今回は、シリコン素材に生えた根深い黒カビを落とす方法を紹介させていただきました。
シリコン素材ってカビが生えやすいのに落としにくいんですよね。
うっかりコーキングにカビが生えてしまった方や、
黒カビがゴムパッキンに生えてしまって落とせないという方も、ご自宅にあるハイターですぐに実践していただけますね。
残暑の残る秋口や、梅雨の時期には特に黒カビが生えやすくなるので、是非参考にしてみて下さい。
ここまで御覧いただきありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう♪