洗剤講座

【一人暮らし】最低限揃えておきたい掃除洗剤3選【家中キレイに!】

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

このあいだ一人暮らしをしている弟のたくみと話していたら「この洗剤さえ買っておけばいろんな場所が掃除できる!という洗剤はないの?」と相談されました。

どうやら食費が思ったよりもかかっていて、金欠気味のようです。

たしかに一人暮らしはなにかとお金がかかりますから……少しでも買うものを減らしたいですよね。

そこで今回は、一人暮らしであれば最低限用意しておきたい洗剤3つをご紹介いたします♪

万能洗剤でも落とせない汚れがある?おうちにある3種類の汚れを落とす洗剤

万能洗剤、多目的洗剤と書いてある洗剤はたまに見かけますね。

ですがどんな汚れも落とせる本当の万能洗剤というのはありません。

おうちにある汚れは大きく分けて、酸性汚れ、アルカリ汚れ、生き物汚れの3種類。

万能洗剤とかいてある洗剤のだいたいは、酸性汚れを落とすように作られています。

酸性汚れとは、キッチンの油汚れやリビングの皮脂汚れなど。

家中のあちこちにある汚れなので、酸性汚れさえ落とすことが出来れば万能と言ってしまってもいいよね!ということで、万能洗剤、と書かれているんですって。

つまり万能洗剤と書いてあっても、アルカリ汚れや生き物汚れはほとんど落とすことができません。

アルカリ汚れには尿石や水垢、生き物汚れにはカビなどがあります。

アルカリ汚れは酸性汚れとは全く別の汚れですし……万能洗剤と書いてあっても、落とせない汚れであることがわかります。

ですので、万能洗剤だけに頼らず、それぞれの汚れにあわせた洗剤を用意する必要があるのです♪

そこでおうちのなかにある3種類の汚れを落とすために最低限用意しておきたい洗剤を「一人暮らしの人でも用意しやすいコスパの良さ」という視点も加えて、ご紹介して行きたいと思います!

皮脂汚れ・油汚れなどの酸性汚れに【シャボンの泡】

まずは酸性汚れを落とす洗剤をご紹介します!

油汚れはキッチンに、皮脂汚れはフローリングやテーブル、お風呂に付きやすい汚れですね。

のぞみのオススメは……「シャボンの泡」です!

「シャボンの泡」は無添加水せっけん。石けんのはたらきとアルカリのはたらき、2つの力で酸性汚れをしっかりと落としてくれるんです。

たとえば、下駄箱についた酸性臭、窓やフローリングについた手垢、トイレやお風呂のお掃除、テーブルについた食べこぼしなど。

無添加の石けんなので、キッチンなど食品を扱う場所でも安心して使うことができます。

普通は水で薄めてつかうのですが、ひどく硬くなってしまった油汚れのときは原液のまま使えば落とすことだってできますよ♪

なにより「シャボンの泡」は汚れ落ちはもちろん、コスパがとってもいいんです。

「シャボンの泡」は原液の洗剤を水で30倍に薄めて使います。

例えば市販の床掃除用洗剤と同じ量の400mlを作ろうとしたら……なんと56円で出来てしまうんです!

さらに大きいサイズの原液を買えばもっとお得!1.4Lサイズであれば28円、5Lサイズだと12円で400mlの洗剤が作れてしまいます。

原液を買うときは少しお高く感じてしまうかもしれませんが、実際に希釈液を作ってみると、その安さに驚くはずです♪

水垢・尿石などのアルカリ汚れに【クエン酸】

「シャボンの泡」で酸性汚れを落としたら、次はアルカリ汚れを落としましょう♪

アルカリ汚れには、水回りにできる水垢、トイレにできる尿石などの汚れがあります。

コスパの良さを考えると……オススメはクエン酸です!100円ショップでも手に入る、お財布に優しい洗剤です♪

粉末タイプのクエン酸を用意し、40倍希釈液を作っておきましょう。

空のスプレーに200mlつくるとしたら、容器ごとキッチンスケールにのせ、クエン酸を5グラム、水が200グラムになるまで入れたら完成です。

1回目の希釈液をつくるときに、スプレーボトルに線を引いておけば、2回目以降はキッチンスケールを用意しなくてもすぐに作ることができますよ!

つくったクエン酸水で、アルカリ汚れが付きそうなトイレや水回りを中心に、週に一回か3日に一回くらいの頻度でお掃除をしましょう。

クエン酸水で掃除をすると、水垢や尿石の予防になりますし、トイレの気になるにおいを防止することもできます。

あまり掃除をしないでいると、水垢や尿石がガンコになっていきます。

そうするとクエン酸程度のマイルドな酸では落とせなくなってしまうので、こまめにお掃除をするようにしましょうね♪

カビやヌルツキなどの生き物汚れに【強力カビハイター】

さて、ここまで酸性汚れ、アルカリ汚れの落とし方をご紹介しました。

最後にご紹介するのは、生き物汚れを落とす洗剤です!

生き物汚れには、お風呂に生える赤カビや黒カビ、排水口やシンクに出るヌルヌルがあります。

基本的なお掃除として「シャボンの泡」を使って皮脂汚れを落としておき、換気をしっかりとしておけば、カビが出てくることはありません。

でも、忙しくて掃除ができなかったり、掃除し忘れている場所があったりすると……やっぱり生えてきてしまいますよね~。

できてしまった生き物汚れには、塩素系の洗浄剤がオススメ。

ドラッグストアでも手に入る塩素系漂白剤には、「カビキラー」と「強力カビハイター」がありますが、のぞみ的には「強力カビハイター」がオススメです!

なぜなら「強力カビハイター」の方が、泡の密着力が高いから!

以前茂木さんが泡の密着力を比べるテストをしたところ、「強力カビハイター」のほうが長く壁面に泡がとどまってくれたんですって。

カビを落とすときは密着力も大事ですから、できれば「強力カビハイター」を選ぶといいですね♪

また、「強力カビハイター」も、できるかぎり安く買いたければ大容量を買うのがいいですね。

ただし、あまり長い期間おいておくと塩素が薄まってしまいます。

お掃除の頻度やカビの出る量から、どのサイズの「強力カビハイター」を買うか、を検討してみるといいですよ♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はおうちにある3種類の汚れを落とす洗剤について、ご紹介しました!

市販されている洗剤の多くは、お風呂用、キッチン用、リビング用などと場所ごとに分けられて作られていますが、いくつも揃える必要はありません!

基本的には「シャボンの泡」で家中の皮脂汚れ・油汚れを落とし、クエン酸でアルカリ汚れを、「強力カビハイター」で生き物汚れを落としておけばばっちりです。

汚れのタイプとそれにあった洗剤についてしっかりと理解しておけば、たった3つの洗剤で家中お掃除できてしまうんですよ~♪

今月も金欠だと話していたので……さっそく弟のたくみにも教えてあげたいとおもいます!

それでは、ここまで見てくださりありがとうございました!

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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