【原因別!】浴槽にできたガンコな黒ずみ汚れの落とし方!【掃除術】
こんにちは!のぞみです。
先日友人宅にお邪魔したところ、お風呂場の浴槽にできた黒ずみが落とせなくて困っている、との相談を受けました
白ベースのバスタブなので黒ずみは目立ちますし、何より落ちない汚れというのは気になってしまいますよね
ということで今回は浴槽にできてしまったガンコな黒ずみを綺麗に落とす方法を、黒ずみの種類やレベル別にいくつか紹介していこうと思います!
因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
黒ずみの正体と種類別洗浄法
汚れ落としをする際、初めの一歩として重要なことはその汚れが一体何なのか把握、あるいは考えることです!
今回はなかなか落ちない黒ずみ、ということでその正体がよく分からないところからのスタートになります
なので考えられる原因をいくつか挙げ、その1つ1つに対応した洗剤や洗浄方法を紹介しようと思います!
黒カビ・皮脂汚れ
お風呂にできた黒い汚れということで真っ先に思いあたるのが黒カビです
そして黒カビには「カビキラー」や「強力カビハイター」をはじめとする塩素系漂白剤が効果てきめんです!
またカビキラーや強力カビハイターには界面活性剤が入っており、しかもアルカリ度が高いため、黒ずみの正体がひどい皮脂汚れだった場合でも掃除ができます♪
具体的には塩素系漂白剤を汚れに対して密着させ、それを10分放置させましょう
それでも変化がなかったり、効果が薄かったりした場合はさらに追加で10分放置
最大30分も放置すれば、黒カビや皮脂汚れを落とすことができるでしょう♪
しかし一般的なスプレータイプの塩素系漂白剤でバスタブの壁面の黒カビ落としをする場合は、ただスプレーしただけだと洗浄成分が垂れてしまいます
なので使い捨ての手袋などをはめてから、スポンジなどで軽く泡立てておくと、壁面に対する密着力があがるため汚れ落としがスムーズにいくでしょう
なお茂木和哉シリーズの「カビ取り ジェルスプレー」であれば、そもそも密着力の高いジェル状の塩素系漂白剤であるため、泡立てる手間をかける必要がない分おすすめです♪
ただ少しお高いので、お財布と相談した上でのご購入を是非検討してみてくださいm(__)m
水垢
先述した塩素系漂白剤による洗浄を試しても、全く落ちる気配がない黒ずみの場合、もしかしたらそれは水垢かもしれません!
水垢といえば、どちらかというと白っぽい汚れのイメージですが、井戸水や地下水を利用している場合、マンガン系の黒い水垢が発生することもあります
そして水垢落としに有効なのが酸性の洗剤たちです
水垢はアルカリ性の汚れであるため、酸性洗剤による中和洗浄が効果抜群なのです!
なお水道水では黒い水垢があまり発生しないため、その場合は考慮しなくてもいいですが、塩素系漂白剤で試してダメだった場合の次のステップとして酸性洗剤を使ってみる、というのは手順として有効だと思います
ただし塩素系漂白剤と酸性洗剤は共に「混ぜるな危険!」という記載のある洗浄剤なので、続けて使う場合は、洗剤残りがないようしっかり洗い流す、使用に長いインターバルを設ける、などの配慮を必ず行ってください!
クエン酸による水垢洗浄
水垢を落とすのに有効な酸性洗剤というと、真っ先に浮かぶのが「クエン酸」です!
具体的な使い方としては、クエン酸5gに対してお湯195gを混ぜ合わせ40倍の希釈液を作り、それを黒ずみ汚れに対して吹きかけスポンジ洗いをし、数十分放置するといった具合です
因みにクエン酸洗浄の際も先ほどの塩素系漂白剤同様、汚れとの密着度・密着時間が大切です
なので希釈液に少量の台所用洗剤(界面活性剤)を入れて、泡立つようにしておくとよいでしょう
これらのクエン酸希釈液を使ったバスタブ洗浄に関しては、以下の記事にさらに詳細な掃除方法が載っていますので、併せてご覧くださいm(__)m
ただし酸性洗剤の中ではマイルドなイメージがあるクエン酸でも、酸焼けにより素材が傷んでしまうリスクはあります
なのでまずはそのバスタブが酸性洗剤を使ってもよい素材なのか調べ、仮によく分からなかった場合は隅の方でテストしてみるなどの配慮が必要でしょう
強い酸性洗剤による水垢洗浄
クエン酸による中和洗浄で少し落ちたけれど、完全には落ちてないという場合、次のステップとしてもう少し酸性度の高い洗浄剤を使うというのも1つの手です
具体的は茂木和哉シリーズの「なまはげ お風呂用」を使うとよいでしょう
もちろんクエン酸よりも酸性度の高い洗浄剤であるため、クエン酸の時と同様隅の方でのテストを欠かさずに行ってください
また放置時間もクエン酸の約半分で大丈夫です
どうしても落ちない場合の対処法
先述した塩素系漂白剤や酸性洗剤による洗浄では全く落ちる気配のない黒ずみの場合、もう少し思い切ったお掃除が必要となってきます
ではどのような方法があるのでしょうか?
それぞれみていきましょう♪
クレンザーによる研磨洗浄
化学的な漂白や中和によって落ちない汚れであるならば、物理的に落とすという道を考える方も多いでしょう
そこで候補になるのがクレンザーによる研磨洗浄です!
もちろん市販されているバスタブ用のクレンザーを使うのもありですし、茂木和哉シリーズでいうならば「キッチン用 みがき剤」を使うのがよいでしょう
茂木和哉シリーズのクレンザーには「バスタブ用」というものもあるのですが、こちらの「キッチン用」の方が中に含まれている研磨剤が小さく、ゆえにバスタブの素材に対して余計な傷をつけるリスクが少ないです
ほとんどのバスタブにはクリア層というある種のコーティングがなされているため、これを削らないためにもできるだけ優しいクレンザーを使った方がよいです
またクレンザーを使う場合は水垢専用のスポンジを使うとより効果が高くなります
具体的には「超人たわしZ」などの商品をおすすめします♪
業者さんにお願いする
自分でできる限りの洗浄方法を多く試してみたものの、全く落ちる気配がない場合は、やはり最終手段としてプロに洗浄を依頼するほかないでしょう
ただし業者さんのレベルによっても落とせる汚れ、落とせない汚れがあるので、事前に撮った汚れの写真を何社かに見せ、見積もりをもらった上でどの業者にやってもらうか決めるのがよいと思われます
因みに酸性洗剤による酸焼けやクレンザーによる素材の傷みが怖い場合には、もっと早い段階で業者さんにお願いするというのが、ある意味一番賢明な判断かもしれません
まとめ
いかがでしたか?
今回はバスタブにできたガンコな黒ずみ汚れの落とし方について紹介をしてきました♪
汚れがあってすごく目立つのに全く落とせないとストレスが溜まりますよね
そんな時は汚れの原因を考えて、その原因に適した洗浄方法を行うのがよいです
皆さんもこの記事や動画を参考に、お風呂掃除をやってみてくださいね♪
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪