【加齢臭退散!】茂木流 衣服についた匂いを消し去る方法!【消臭術】
こんにちは!のぞみです。
久々に実家の母と電話をしていたら、いつしか話題が父の加齢臭がひどい、という内容になっていました
父には申し訳ないですが、確かに実家にいる時から少し気になっていた部分もあったので、母の苦労も分かります…
特に洗濯できない服の加齢臭を取る方法について母は悪戦苦闘しているらしいので、今回はそんな洗濯不可の衣類についた加齢臭を消し去る方法についてまとめてみました!
因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
浸け置き洗い
洗濯ができない衣類の消臭ということで、まず紹介する方法は浸け置きです
今回は浸け置き洗いに使えそうな2つの洗浄剤と、その使い方についてまとめていきます!
過炭酸ナトリウム
1つ目に紹介するのは「過炭酸ナトリウム」による消臭です!
過炭酸ナトリウムといえば、いわゆる酸素系漂白剤の主成分となっている物質です
名前に過炭酸とあるように、酸素の酸化パワーを使って汚れ落としや消臭をしてくれる洗浄剤となっています
過炭酸ナトリウムを使った浸け置き法
では過炭酸ナトリウムの使い方を簡単に紹介しましょう
まず50度のお湯をバケツなどに用意してそこに過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を適量入れます
なおこの時お湯を50度にしておくのは、冷たすぎると酸素が出づらく、熱すぎると酸素がすぐに飛んでしまうため、この微妙な温度設定がおすすめなのです!
またここでしっかり混ぜ合わせるなどして、過炭酸ナトリウムをお湯に溶かしてしまってはいけません!
しっかり溶かしてしまうと、衣服の洗浄をする前に酸素が飛んでしまうためです
なので完全に溶かさずささっと混ぜる程度にしておいて、そこに衣類を入れたのち漬け込む…
というのがオーソドックスな洗浄方法なのですが、もう少し効率よく洗える方法もあります
酸素洗浄の効率をあげた茂木漬け
先述した方法に比べ効率よく、かつ効果的に衣類洗いをする術、それが衣類と過炭酸ナトリウムを交互に重ねる「茂木漬け」と呼ばれる方法です(詳しくは「ハッシュタグ:#茂木漬け」で検索)
過炭酸ナトリウムの弱点は水やお湯に溶かした瞬間から洗浄成分である酸素が飛んでいってしまうこと、そしてその酸素が効率よく衣類に作用しづらいことにあります
そこで衣類と過炭酸ナトリウムを交互に重ね、ミルフィーユ状にしたのちお湯をかけることで、酸素を効率よく衣類に接触させることができます♪
またこの場合の浸け置き時間は4時間ほどにするのをおすすめしますが、4時間も浸け置くと洗浄液が冷めてしまうため、温度をできるだけキープさせる策も講じるとよいです
その具体的な方法としては、蓋つきのバケツであれば蓋を閉める、できるたけ暖かいところに置いておくなどです
これら以外にも、バケツに直接衣類と過炭酸ナトリウムを入れるのではなく、バケツにポリ袋をつけてその中に服と洗浄剤とお湯を入れ、ポリ袋の口を縛るという方法もあります
この場合空気を抜いて縛るため、お湯や過炭酸ナトリウムの投入量を少なくできるため節約にも繋がります♪
ただし特に後者の方法の場合には、衣服に対して作用する酸化力があがるため、綿素材で着色されたような色落ちしやすい衣類の洗浄には向いていません!これには注意が必要です!
茂木和哉 皮脂汚れ落とし
2つ目に紹介する洗浄剤は茂木和哉シリーズの「皮脂汚れ落とし」です!
この洗剤には先程紹介した過炭酸ナトリウムに加え、炭酸ナトリウムや界面活性剤、タンパク質分解酵素などが配合されています
過炭酸ナトリウムによる酸化消臭と、アルカリ性の炭酸ナトリウムによる中和消臭(加齢臭の匂いの原因はほとんど酸性の汚れであるため)が同時に行える優れものです♪
また界面活性剤やタンパク質分解酵素によって、匂いの原因である皮脂や汗の汚れもしっかり落とすことができます!
こちらは普通の過炭酸ナトリウムに加えて強力、かつ少々値が張る洗剤なので、過炭酸ナトリウムによる消臭が効かなかった場合に購入・使用を検討されてみてはいかがでしょうか?
なお使用方法は上記の過炭酸ナトリウムと同じなので、そちらを参考にしてください
もちろん汚れや匂いに対して効果抜群な分、色落ちの危険性もありますので、その辺りの注意はしっかりした上で使用しましょう
スプレー消臭
これまでは浸け置きができる前提の話をしてきましたが、では色落ちしやすいなどの理由で浸け置き洗浄ができない場合はどうすればいいのでしょうか?
その1つの答えが洗浄スプレーによる消臭です!
ここで加齢臭を除去する場合についてですが、やはり考えられるのは酸化消臭、もしくは中和消臭です
ということで酸化・中和それぞれのスプレー消臭に使える洗浄剤を紹介しましょう
スプレーによる酸化消臭
酸化消臭の場合先述した過炭酸ナトリウムは、水に溶けた瞬間から洗浄成分である酸素が飛んでいってしまうため、スプレー消臭には向きません
そこで考えられるのが過酸化水素水(オキシドールなど)や次亜塩素酸水、あるいは塩素系漂白剤の希釈液などによるスプレー消臭です
この中でも酸素系の過酸化水素水による洗浄は消臭効果が薄めです…
またその名の通り塩素系の次亜塩素酸水や塩素系漂白剤による消臭は、効きは比較的いいものの、特に塩素系漂白剤に至っては、濃度が高いとその分色落ちのリスクも高まります…
スプレーによる中和消臭
スプレーによる中和消臭をしたい場合は、アルカリ性である重曹水やセスキ水を使うのがよいでしょう
特にセスキ水の方はアルカリ度が高いためおすすめですね♪
なお市販されているアルカリ洗剤でも中和洗浄はできますが、そのような商品には大抵界面活性剤が含まれているため、スプレー後にこの界面活性剤を拭き取る手間がかかる分、セスキ水の方が使い勝手がいいです
まとめ
いかがでしたか?
今回は浸け置き、そしてスプレー洗浄の2パターンに分け、しつこい衣服の加齢臭除去法について紹介をしてきました!
これから気温も上がってきますし、加齢臭に限らず衣服の匂いが気になる季節ですよね…
そんな時は是非この記事や動画を参考に、衣服の消臭にチャレンジしてみてください!
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪