【徹底検証!】柔軟剤はホコリをつきにくくするのか?【実験】
こんにちは!のぞみです。
突然ですが皆さんは、
「柔軟剤やリンスで拭き掃除をするとホコリが付きにくくなる」
という話を聞いた事がありますか?
私はよくこの説を聞くのですが、実際のところ、本当に効果があるのでしょうか?
ということで今回は、柔軟剤やリンスにホコリがつくのを防ぐ効果があるのかどうか徹底検証してみます!
因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
用意するもの
今回は蓄暖機の上を、柔軟剤とふつうの界面活性剤の2種類を使ってそれぞれ拭き掃除し、その後つくホコリの量を比較するという方法をとります!
まずは使用する2つの洗浄剤を紹介します♪
・ソフラン
・シャボンの泡(あぶく)30倍希釈液
この2種類です!
では1つずつ簡単に紹介していきます
柔軟剤代表:ソフラン
まず今回の主役たる柔軟剤はソフランにします!
因みに柔軟剤やリンス剤にはカチオン界面活性剤という、肌などに対する刺激が比較的高い洗浄成分が含まれています!
果たしてこれがホコリの防止にも一役買ってくれるのでしょうか?
一般洗剤代表:シャボンの泡(あぶく)希釈液
一方で、シャボンの泡の30倍希釈液による洗浄を、対照実験のため並行して行います
シャボンの泡をはじめとする一般的な洗浄剤にはアニオン界面活性剤という石鹸ベースの洗浄成分が含まれています
アニオン界面活性剤は、カチオン界面活性剤に比べ肌への刺激が弱いタイプの洗浄成分となっています
なお動画内では白いなまはげという洗剤の47倍希釈液を対照実験として使っていますが、シャボンの泡は白いなまはげのリニューアル品となっており、成分は全く同じです
検証開始!
では準備が整ったところで、早速検証を始めていきたいと思います!
まずは蓄暖機の上に溜まったホコリを掃除します
次にマスキングテープで境界線を作ります
最後にマスキングテープで仕切った左側をソフラン、右側をシャボンの泡30倍希釈液でそれぞれ拭き掃除してきます!
なお今回は検証なので、画像のようにソフラン、シャボンの泡希釈液共にたっぷり使っていきたいと思います♪
そして拭き掃除が終わった状態から1週間放置して、その後の経過を見ることにしましょう!
検証結果
柔軟剤によるホコリ防止作用の有無
1週間経ちました!
ではマスキングテープで作った境界線の右側と左側を比較していきましょう♪
まずは左側、つまりシャボンの泡希釈液で拭き掃除をした方ですね
ご覧の通りホコリが溜まっています。意外と1週間でもこの量が溜まるんですね…
そして…
これが右側、つまりソフランを使って拭き掃除した方になります…
ホコリ…、ちゃんと溜まってますよね…
この結果から…
「柔軟剤で拭き掃除をしても、ホコリ予防にはほとんど効果がない!」
と言えるでしょう!
備考:柔軟剤の危険性
参考にした動画内で茂木は、
柔軟剤にはホコリを防止する効果がないと分かった以上、柔軟剤による洗剤残しをあまりするべきではない
と言っていました
その理由としては、先述の通り、柔軟剤に含まれるカチオン界面活性剤が比較的に肌などに悪影響を及ぼしやすいという点があります
例えば小さなお子さんのいる家庭で、ホコリ防止のために柔軟剤をあえて洗剤残りさせておく、ということをすると、子どもが誤って口に含んだり、あるいは肌に柔軟剤が直接触れたりするでしょう
これはあまりよくないことです
もちろん、シャボンの泡をはじめとする石鹸ベースのアニオン界面活性剤も口に含むのはよくないですが、カチオン柔軟剤よりはましです
まとめ
いかがでしたか?
今回は柔軟剤のホコリ予防効果について検証をしてきました!
結果としては「効果なし」ということで結論付けたいと思います
そもそも用途外の使用法ですし、柔軟剤は柔軟剤としてのみ使うのがよいでしょう♪
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪