洗剤講座

人気バスクリーナー4選の【泡の密着力】を徹底比較!

nishiyama
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今回も前回に引き続き、茂木和哉さんに人気バスクリーナー4つを比較していただきます。

比較のポイントは、「洗浄力」「安全性」「使いやすさ」。

前回は、お風呂汚れの代表格、皮脂汚れの洗浄力と安全性を比較しました。

今回は「使いやすさ」にフォーカスしていきましょう!

ちなみに、参考にするのはこちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です。

前回の比較は、こちらの動画を参考にしてくださいね♪

大手メーカーバスクリーナー 泡を徹底比較

のぞみ

茂木さん、よろしくお願いします!

こんにちは、茂木和哉です。

4つのバスクリーナーで、泡の出方そして泡の密着力を比較します。

どちらも掃除をするうえでは重要なポイントです。

壁面の泡の密着力が高ければ、汚れと洗剤の接触時間を長く作ることができます。

泡の密着力が高いほど、汚れ落ちしやすい、と言えますね。

そして掃除がしやすくもなります。

洗浄力だけではなく、使いやすさは汚れ落ち具合にも直接関わってくる大事なポイントです。

のぞみ

4つの洗剤をトーナメント戦で比較します。
垂直な壁にむかって洗剤を2回プッシュし、泡の出方や密着力を茂木さんに評価していただきます。

今回は条件を同じくするため、手首を固定して2回スプレーしています

手首のスナップをきかせてスプレーする方法は行いません。

また、壁面の素材によっても結果は異なってくることをあらかじめご理解ください。

のぞみ

それでは始めます!

バスマジックリン vs スクラビングバブル バスフリー

のぞみ

一番最初は、バスマジックリンとスクラビングバブル バスフリーです。

スクラビングバブル バスフリー

成分:界面活性剤0.8%ポリオキシエチレンアルキルエーテル、pH調整剤

バスマジックリン

成分:界面活性剤7%脂肪酸アミドプロピルベタイン、泡調整剤、金属封鎖剤

バスマジックリンとスクラビングバブル バスフリーを垂直な壁に向かって2回プッシュします。

スクラビングバブル バスフリーは流れ落ちていくスピードが速いですね。

バスマジックリンは流れ落ちる遅いけれど……硬くてしっかりとした泡が仇となっているのでしょうか、上に泡は残っていません。

スクラビングバブル バスフリーは、泡が上の方にも残っています。

泡がとどまってくれている、ということですね。

一方、バスマジックリンは上の方の泡も、一緒に下に落ちてしまっています。

硬くてしっかりとした泡だからと言って、壁への密着力が高いわけではありません。

スクラビングバブル バスフリーのほうがシャバシャバとした泡ですが、その分上に残ってくれています。

この勝負、スクラビングバブル バスフリーの勝ちとしましょう。

バスタブクレンジング vs スクラビングバブル バスフリー

のぞみ

二回戦はバスタブクレンジングとスクラビングバブル バスフリーです。

バスタブクレンジング

成分:界面活性剤3%ポリオキシエチレンアルキルエーテル、金属封鎖剤、溶剤、pH調整剤

スクラビングバブル バスフリー

成分:界面活性剤0.8%ポリオキシエチレンアルキルエーテル、pH調整剤

同じく、壁に向かって二回プッシュします。

泡の広がり具合は同じくらいですね。

落ちていくスピードはスクラビングバブル バスフリーのほうが速いですが、一回戦と同様、上のほうに泡を残しながら落ちていっています。

バスタブクレンジングも、ある程度上の方に泡を残しています。

カメラを下の方に向けると……落ちるスピードはバスタブクレンジングのほうが遅いですね。

まだ一番下まで達していません。これは難しい戦いです。

見方によって、どちらのバスクリーナーが良いか変わってくると思います。

私が注目したいポイントは、上の方まで泡が残っているか。

バスタブクレンジングはもう上の方には泡がなくなっています。

のぞみ

どちらのほうが泡がとどまってくれるか、ですね。

もう一回スプレーしてみましょう。

スクラビングバブル バスフリーは泡の特徴がおもしろいですね。

泡の特徴は、界面活性剤や泡調整剤など決まるのですが、一番大きいのはトリガーです。

スプレーのトリガーと洗剤の組み合わせによって、泡の出方は変わってきます。

流れ落ちていくスピードは速いけれど……上の方にはまだ泡が残っていますので、トータルでみると汚れと泡の接触時間は長くなりますね。

今回も、スクラビングバブル バスフリーの勝ちとしましょう。

スクラビングバブル バスフリー vs おふろのルック

のぞみ

三回戦は、スクラビングバブル バスフリー対おふろのルックです。

おふろのルック

成分:界面活性剤5%直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、泡調整剤、キレート剤

スクラビングバブル バスフリー

成分:界面活性剤(0.8%ポリオキシエチレンアルキルエーテル、pH調整剤

おふろのルックの界面活性剤はアニオン界面活性剤ですので、非常に汚れ落ちがいいです。

ただし、刺激が強く肌荒れがしやすいのが特徴です。

壁に向かって二回プッシュします。

おふろのルックすごいです!全然下に落ちていきません。

とは言え、スクラビングバブル バスフリーの泡は独特で、不思議ですよね。

下には速く落ちていくけれど、上の方をみるとまだしっかりと泡がとどまっています。

おふろのルックは、泡の出方に横幅がありますね。

今回比較した4つのバスクリーナーのなかで、一番広いです。

一番泡の出方が狭かったのはバスマジックリンかと思います。

おふろのルックは、バスマジックリンほどではありませんが、固めのしっかりした泡です。

一回戦に登場したバスマジックリンとは違い、落ちていくスピードがかなりゆっくりです。

カメラを下に向けると……スクラビングバブル バスフリーはもう一番下についています。

これは少し判定が難しいですね。もう一回スプレーしましょう。

やはり、おふろのルックは全然下に流れ落ちていきません。

上の方を見るとスクラビングバブル バスフリーのほうが泡が残っているのですが……全体的にみると、泡が全然落ちていないのはおふろのルックです。

壁面を掃除するときに使用量が少なくてすむのはおふろのルック。

スクラビングバブル バスフリーは上に泡がとどまってくれていますが、残っている泡は少量ですし、ほぼ下に流れています。使用量は多くなってしまうと思います。

判定するのが難しいのですが、三回戦の勝負は、おふろのルックの勝ちとしましょう。

のぞみ

非常に難しい対戦でした!みなさんはどうお考えでしょうか?
前回の比較も参考にして、自分に合った洗剤を選びたいですね!

ちなみに、今回は同じ条件で比較ができるよう、手首を固定してスプレーしましたが、実際のお掃除のときには、手首のスナップをきかせてスプレーをしたほうが良いです。

バスマジックリンは、硬くしっかりとした泡が出てきましたが、手首のスナップをきかせてスプレーをすれば、広い範囲に出てきます。

のぞみ

硬くてしっかりとした泡が広い範囲に出てきていますね!

また、あくまで今回の比較は壁面掃除の場合です。

壁面掃除をするとき、どの洗剤が汚れに長い時間密着してくれるか、を見ていきました。

床掃除の場合は、洗剤が垂れることなくとどまってくれますので、また違った結果になると思います。

のぞみ

今回の勝負、茂木さんとしてはいかがでしたか?

そうですね、やはりおふろのルックはすごいですね。

同じライオンから出ているバスタブクレンジングよりも、泡の出方がよかったです。

ライオンは新商品のバスタブクレンジングを一押ししていますが、昔からあるおふろのルックもまだまだ健在です。

そしてスクラビングバブル バスフリーも結構良い洗剤です。

これから注目していこうと思います。

のぞみ

ありがとうございました!

まとめ

のぞみ

茂木さん、ありがとうございました!

2回にまたがって、人気のバスクリーナー4つを比較しました。

泡の出方や洗浄力など、全然違っていておもしろかったですね!

これからもいろんな洗剤を比較していければと思います。

是非みなさんも、ご自身にあった洗剤を見つけてくださいね!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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