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在宅介護をしている人必見!衣類についた介護特有の汚れ・ニオイに使える裏技5選

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

最近はおうちで家族の介護をしている、という方も多いかもしれませんね。

実はわたしの従姉妹のお母さんも、おうちでお義父さんの介護をしています。

その従姉妹のお母さんとこのあいだ電話したのですが、そのとき「お義父さんの服についた汚れやニオイがなかなか取れなくって……」と相談をうけました。

たしかに介護をしていると、ベッドシーツや衣類など洗うものは多いですし、なかなか取れない汚れもあって悩みがちなんですよね。

そこで今回は、在宅介護をしている人必見!服についた汚れやニオイを落とす裏技について、いくつかご紹介していきますよ~!

裏技① 食べこぼし汚れは食器用洗剤で落ちる

口から食べ物がこぼれてしまったり、箸を持つ手が震えてしまって洋服が汚れる……なんてことはよくありますね。

それに特にベッドの上で食事をしている方だと、布団にも食べこぼし汚れがついてしまいます。

食べこぼし汚れにもいろんな種類のものがあるのですが、困ったらまず「食器用洗剤」をつけて洗いましょう。

実は食器用洗剤って、いろんな洗剤の中でも使われている界面活性剤の種類が多く、さらに油汚れに強い界面活性剤も多く含まれているんです。

なのでなかなか落ちない汚れには効果的なんですよ♪

一番カンタンなのは、汚れがついているところに直接食器用洗剤を塗って、そのまま洗濯機に放り込む方法です。

これなら普段のお洗濯と手間もそんなに変わりませんよ~♪

裏技② すぐに洗濯できないときは重曹スプレーでニオイを予防!

衣類や布製品には汗のニオイ、皮脂のニオイなどいろんなもののニオイがついています。

「外に出ていないから着替えはたまにでいいよね」といった考えは絶対にNG!家から出なくても、意外と汚れはついています。

しかも衣類や布製品についた雑菌は、時間が経てばたつほど増えていきます。

なのでできれば毎日お洗濯をするのがいいのですが……なかなか忙しくてお洗濯ができない、なんてこともありますよね。

そんなときは、洗いたいものを洗濯カゴに入れる前に、重曹でスプレーをしておきましょう!

重曹には汗や皮脂を中和してくれるはたらきがあるので、気になるニオイを抑えてくれますよ。

ちなみに重曹スプレーは衣類だけでなく、脱いだ靴の消臭やフローリングのお掃除など、いろんなところに使えるので1本作っておけば便利です♪

裏技③ 服についたおしっこ汚れ・ニオイはクエン酸でとる

高齢になると、トイレに間に合わなくなってしまったり、オムツから漏れてしまって衣類やまわりのものについてしまったり……ということがありますね。

実は洗濯洗剤には中性や弱アルカリ性のものが多いのですが、黄ばんだおしっこ汚れやイヤなおしっこのニオイはアルカリ性なんです。

なのでアルカリ側の洗剤だと、汚れやニオイが落ちにくいことがあって……しっかりおしっこ汚れやおしっこ臭を落としたいのであれば、酸性の洗浄剤を使ったほうがいいんです!

酸性の洗浄剤といえば、手頃なものだと「クエン酸」がありますね。

洗面器にいれたお水にクエン酸を混ぜて、洗いたいものを10分くらいつけ置きしておきましょう。

あとはいつも通り、洗濯機で洗えばOKです♪

ちなみにおしっこのニオイは、ほったらかしにしているとどんどんニオイが強くなってしまうので、気がついたらできるだけ早めに洗ってあげてくださいね……!

裏技④ 部屋干しをするときは部屋の真ん中で

洗濯機で洗い終わったから……と満足はしないでください!

ニオイの原因になる菌は、水気があるところでも繁殖します。

お洗濯が終わったらできるだけ早く干して、しっかりと衣類が乾くようにしましょう。

できればお日様がでている時間に外で干すのがいいのですが……忙しいとなかなかうまく行きません。

従姉妹のお母さんも「お義父さんの病院の付きそいがあったりするから、意外と昼間もいそがしいのよね」と話していました。

どうしても部屋干しをするときは、浴室乾燥機をつかったり、サーキュレーターの風をあてたりして、洗ったものがしっかりと乾くようにしましょう!

「そんなもの我が家にはないよ……!」という方は、お部屋の真ん中で干すのもおすすめです。

実はお部屋のはじっこよりも真ん中の方が空気が循環しやすくて、部屋の真ん中は一番洗濯物が乾きやすいんですって。

なので部屋干し用の物干竿を使うときは、できるだけお部屋の真ん中に置いておくといいですね~!

裏技⑤ タオルは塩素系・酸素系で簡単キレイ!

タオルは床ずれ予防のために挟んだり、お風呂に入れないとき身体を拭いたり、ちょっとした汚れを拭いたり……と、在宅介護では大活躍ですよね。

毎日たくさんのタオルを使いますが、洗わないでしばらく使っていると、ニオイの原因になってしまいますし、見た目も良くありません。

できるだけこまめに、そしてしっかりと洗うようにしましょう!

タオルを簡単にキレイにしたいときは、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤でつけ置き洗いをするのがおすすめです。

塩素系漂白剤には有名なものだと「ハイター」、酸素系漂白剤には「オキシクリーン」や「ワイドハイター」がありますね。

どちらも除菌効果が高く、タオルについている菌をしっかり落としてくれます♪

洗い方も意外とカンタン♪つけ置きをしておいて、あとはいつも通り洗濯機に入れるだけです。

2週間に1回はタオルをまとめて除菌洗濯する日にすれば、イヤ〜なにおいはしなくなりますよ!

ただしつけ置き洗いをするとき、塩素系漂白剤はお水、酸素系漂白剤は50度くらいのお湯を使います。

これを逆にしてしまうと、洗浄剤がうまくはたらいてくれないので……しっかりと抑えておいてくださいね~!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は在宅介護で悩みがちな、衣類のお洗濯についてお話をしていきました。

介護をしていると洗い物が多くなりますし、食べこぼしやオシッコ汚れのように、普通の洗剤では落としにくい汚れもあります。

それぞれの汚れやニオイの特徴をしっかりつかんで、上手にお洗濯をしていってくださいね♪

わたしも早速、従姉妹のお母さんに電話して伝えてきます~!

それでは、ここまで見てくださりありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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